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遺伝生態学特論

科目
遺伝生態学特論
区分
資源生物学専攻
授業コード
開講期
曜日・時限
春 火/56
単位数
2単位
担当者名
山口 聰
授業の概要
農作物が野生状態から栽培植物へと進化する過程で、自生地の生態的環境、栽培地の環境、農業形態、利用の形態、利用する人々の文化等、様々な条件に応じて、遺伝的形質が変化して来た道筋をたどり、実際の農業との関連性を理解できるようにする。
到達目標
生態地理学的に農作物が分化して来た道筋を説明できる。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
アジアの農耕起源1 アジア独特の農業文化についてアウトラインを説明する。次回のレポートの課題を提示する
第2回目
アジアの農耕起源2 レポートの発表を各自が行い、参加者で討論をする
第3回目
アジアの農耕起源3 レポートの発表を各自が行い、参加者で討論をする
第4回目
照葉樹林の生態的特徴 照葉樹林帯の分布域と、生態学的特徴について説明する
第5回目
照葉樹林の植物1 山椒の利用について
第6回目
照葉樹林の植物2 イネの進化について1
第7回目
照葉樹林の植物3 イネの進化について2
第8回目
照葉樹林の植物4ネパールのシャクナゲの生態について
第9回目
照葉樹林の植物5ネパールのユリの生態について
第10回目
ツバキの進化1ツバキの進化と倍数性について説明する
第11回目
ツバキの進化2ツバキの香りの育種について説明する
第12回目
ツツジの進化1ツツジの生態進化における日本の特異性を説明する
第13回目
ツツジの進化2ツツジの進化と後氷河期の生態
第14回目
日本緑茶の起源1チャの生態的立地について
第15回目
日本緑茶の起源2日本の緑茶遺伝資源の来歴について説明する

使用テキスト
指定しない
参考文献
栽培植物と農耕の起源、料理の起源、分類の思想、木と花の文化史、など中尾佐助の著作集を読んでみてほしい。
成績評価方法
授業中のリポート発表の内容で評価する。課題はそのつど提示する。期末テストは原則としてしない。

更新日:
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