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天敵昆虫学特論

科目
天敵昆虫学特論
区分
資源生物学専攻
授業コード
開講期
曜日・時限
秋 月/56
単位数
2単位
担当者名
新島 惠子
授業の概要
害虫管理における天敵利用は歴史も古く、内容も多様である。本講義ではカブリダニを含めた節足動物に内容を絞って、それらの生理生態およびそれらの利用の原理、手段、問題点などを講義する。害虫管理における天敵としては微生物も重要であるので、最後に軽く触れる。
到達目標
天敵昆虫類の生理生態を理解し、それらの地球生態系における意義を考え、害虫防除への利用の普及や指導に当たることのできる知識を身につけることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
ガイダンス
天敵の定義
天敵の生態系における役割
第2回目
天敵昆虫の種類と特徴 天敵にはどういうものがいるか?それらの共通する特徴は何か。
第3回目
天敵昆虫の生態 生態的基礎知識 (捕食者と被捕食者の同調性など)
第4回目
天敵昆虫の利用法Ⅰ 天敵の利用法の種類
永続的利用について
第5回目
天敵昆虫の利用法Ⅱ 放飼増強法による利用
第6回目
天敵昆虫の利用法Ⅲ 土着天敵保護利用
第7回目
天敵昆虫の利用法Ⅳ 施設園芸における天敵利用例
第8回目
天敵昆虫の利用法Ⅴ露地栽培における天敵利用例
第9回目
天敵昆虫の増殖技術大量増殖技術の発達と現状
第10回目
天敵昆虫利用の新技術Ⅰ天敵の育種と遺伝子組み換え天敵の作出
第11回目
天敵昆虫利用の新技術Ⅱ情報化学物質による行動制御
第12回目
天敵導入の問題点と導入天敵の環境へのリスク導入天敵のリスク評価と管理
導入の事前評価と選抜
第13回目
微生物天敵の利用微生物天敵の種類と特徴
第14回目
学外見学天敵利用現場の見学
第15回目
学外見学天敵利用現場の見学

使用テキスト
特に指定しない
参考文献
害虫総合防除の原理(1989)E.F.Knipling著(小山重郎・小山晴子訳)東海大出版会
天敵「生態と利用技術」(2003)矢野栄二著 養賢堂
成績評価方法

更新日:01/16/2009
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