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バイオインフォマティクス特論

科目
バイオインフォマティクス特論
区分
資源生物学専攻
授業コード
開講期
曜日・時限
秋 金/78
単位数
2単位
担当者名
宇佐見 仁英
授業の概要
近年、膨大な遺伝情報の解読が進められた結果、遺伝情報をベースとした生物の機能解析、比較生物学、生体シミュレーションなどが可能になりつつある。最新のインフォマティクス技術を用いた生物学の新しい研究手法およびその応用を理解し、日々の研究に活用できることを目的とする。
到達目標
バイオインフォマティクスの考え方、主要な技法、生物学への応用について理解する。さらに、計算機を用いた演習を通して、バイオインフォマティクス技術を活用した解析が独自で実施できるようになること。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
序論 バイオインフォマティクス論
第2回目
バイオ情報 ゲノム配列情報、タンパク質情報、代謝情報など
第3回目
バイオデータベース 生物データベースの活用
第4回目
遺伝子の配列解析 配列解析のためのアライメント処理
第5回目
遺伝子の領域予測 パターン判別法(ニューラルネットワーク等)による遺伝子予測
第6回目
遺伝子の機能予測 ホモロジー検索(BLAST等)による類似性からの機能予測
第7回目
遺伝子の系統解析 クラスタ解析(ClustalW等)による遺伝子ファミリーの系統樹作成
第8回目
遺伝子の発現解析マイクロアレーによる遺伝子発現解析
第9回目
遺伝子のネットワーク解析発現した遺伝子の相互ネットワーク解析
第10回目
タンパク質の配列解析タンパク質のアミノ酸配列解析、立体構造解析
第11回目
タンパク質の構造予測遺伝子配列からのタンパク質構造予測
第12回目
タンパク質の相互作用解析文献情報に基づくタンパク質相互作用解析
第13回目
バイオ統合システムワークフローツール、バイオポータル
第14回目
システムバイオロジー生命現象をシステムとして捉える
第15回目
まとめとレポートについて

使用テキスト
プリント配布
参考文献
バイオインフォマティクス 第2版(David W. Mount、メディカル・サイエンス・インターナショナル)
 基礎と実習 バイオインフォマティクス(郷道子他著、共立出版)
 オープンソースで学ぶバイオインフォマティクス(オープンバイオ研究会編 東京電機大学出版局)
 システム生物学がわかる(土井淳他著 共立出版)
成績評価方法
出席と演習結果、及びレポート

更新日:01/15/2009
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