授業計画 | テーマ | 内容 |
第1回目 | 宿泊におけるイールド/レベニューマネジメント | イールド/レベニューマネジメント(RM)研究の目的、発達の背景・歴史、思想・方針・文化としてのRM |
第2回目 | イールド/レベニューマネジメントが適用可能なビジネス | 宿泊商品の特殊性、宿泊商品と航空業界との類似性の比較研究、RMが適用可能なビジネス |
第3回目 | イールド/レベニューマネジメントの基本原理 | ホテル・旅館の客室収入最大化とコストコントロール、需要・供給、料金コントロール、ロストビジネス |
第4回目 | Rev Par管理とその最大化 | Rev Par(Revenue Per Available Room)、ADR(Average Daily Rate)、Room Occupancyとの相関 |
第5回目 | フォーキャスティング(1) | 過去のデータ集積・分析、制限された需要と制限のない需要、フォーキャスティングに必要なデータ(「過去のデータ」「いつ予約されたか」)の把握、月別・曜日別予測、滞在期間予測、客層別予測、外的要因(イベントの有無、競合他社の動向など)の確認 |
第6回目 | フォーキャスティング(2) | ピックアップモデル(現在の予約数を把握し、それを基に未来の予約動向を予測)の研究 |
第7回目 | フォーキャスティング(3) | フォーキャストエラーの検証、総合的な需要予測に基づく料金設定、オーバーブッキング設定と検証 |
第8回目 | イールド・マネジメント評価(1) | No Control Revenue(NCR)、ActualRevenue(AR)、OptimalRevenue(OR)による評価 |
第9回目 | イールド・マネジメント評価(2) | 5種類のレベニュー機会モデル(総収益機会、獲得された収益、実現されなかった収益機会、収益機会要因、収益最大化実現割合) |
第10回目 | ブッキング・コントロールと客室収入の最大化 | 効果的な客室タイプ別セールス、セールス手順と |
第11回目 | インターネットによる効果的な客室販売手法 | 料金コントロール・分析方法、商品差別化ルール、イールド可能部屋の拡大、今後の課題 |
第12回目 | フロントセールスと客室収入の最大化 | 当日セールスとセールストークの重要性、客室単価アップのためのセールス |
第13回目 | ホテル全体の収益最大化 | 宿泊と他部門(宴会・レストラン)との連携販売、 |
第14回目 | 総合的事例研究 | RMの成功事例(フォーキャスティング、ブッキング・コントロール、プライス・コントロール) |
第15回目 | 総括 | 研究レポートの提出 |