授業の概要 | 熱エネルギー工学は温度差および濃度差の結果として物体間に起こるエネルギー伝達を探究する科学であり,物質不滅の法則,ニュートンの力学の法則,エネルギー保存の法則の3つの基本原理から成り立っている。 熱エネルギー工学はエネルギ工学の分野においてきわめて重要な位置を占めるばかりでなく,機械工学,化学工学,原子力工学,宇宙工学,環境工学など広い応用分野を持っている。 特にエネルギーの技術開発に関連してますますその重要性を増している。熱エネルギー特論(副題:伝熱工学特論)では,基本原則の体系的概念の詳細な講義,エネルギー・環境分野への適用,宇宙・ナノテクノロジーなどフロンティア・先端分野への適用を紹介する。 |