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認知神経科学特論
科目
認知神経科学特論
区分
脳情報専攻
授業コード
開講期
春
曜日・時限
春 木/12
単位数
2
単位
担当者名
坂上 雅道
授業の概要
半世紀にわたる動物を使った神経生理学研究により、高次認知機能の基礎的な知見の蓄積は充実してきた。加えてfMRI法などの脳活動イメージング技術の発展により、認知課題遂行中のヒト脳活動の測定も可能となり、ヒトの認知機能の脳内機構が明らかになりつつある。思考・言語・意思決定など最も高等な心理機能の神経メカニズムはどこまでわかり、今後は何を解明しなければならないのだろうか?本講義では、認知現象の神経過程について取り組む多様な方法を紹介し、最新の成果とその解釈について講義する。
到達目標
授業計画
テーマ
内容
第1回目
概要
講義全体の説明
第2回目
方法(心理物理学)
実験心理学的方法の解説
第3回目
方法(動物実験)
動物を使った行動実験法と神経生理学実験法の解説
第4回目
方法(イメージング)
脳波fMRIなどヒトの脳機能研究の方法論の解説
第5回目
注意Ⅰ
注意に関する最新の実験心理学的研究の解説
第6回目
注意Ⅱ
注意に関する最新の神経生理学的研究の解説
第7回目
記憶Ⅰ
記憶に関する最新の実験心理学的研究の解説
第8回目
記憶Ⅱ
記憶に関する最新の神経生理学的研究の解説
第9回目
意思決定Ⅰ
意思決定研究の概説
第10回目
意思決定Ⅱ
最新の意思決定研究に関する解説
第11回目
思考Ⅰ
思考研究の概説
第12回目
思考Ⅱ
最新の思考研究に関する解説
第13回目
神経経済学
神経経済学とは何かの説明と最近の動向
第14回目
神経倫理学
神経倫理学とは何かの説明と最近の動向
第15回目
まとめ
脳の高次機能に関するまとめ
使用テキスト
参考文献
成績評価方法
レポート
更新日:
01/15/2007
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