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担当別５０音一覧

科目	量子コンピュータ･量子暗号	区分	システム科学専攻
授業コード		開講期	春
曜日・時限	春　金/12	単位数	2単位
担当者名	広田　修

授業の概要

量子情報科学の実社会への応用の可能性が期待される量子暗号と量子コンピュータの最新の研究動向を文献等を紹介しながら講義する。特に、種々の量子暗号プロトコルの比較と実社会への導入に必要なシステム理論的な解説を行う。

到達目標	既存の情報科学の基礎となる現代暗号理論と計算幾科学の基礎でもある複雑性理論をふまえて、量子コンピュータの限界と量子暗号の安全性理論と習得する。

授業計画	テーマ	内容
第1回目	現代暗号学（１）	現代暗号の基礎概念の紹介。
第2回目	現代暗号学（２）	現代暗号である数理暗号の構成法
第3回目	現代暗号学（３）	数理暗号の攻撃理論の基本的な考え方。
第4回目	現代暗号学（４）	実際の攻撃理論を紹介
第5回目	量子コンピュータ（１）	量子計算量の基礎概念
第6回目	量子コンピュータ（２）	量子コンピュータの限界
第7回目	量子暗号理論（１）	量子鍵配送の原理
第8回目	量子暗号理論（２）	量子鍵配送理論の限界
第9回目	量子暗号理論（３）	量子ストリーム暗号の基礎
第10回目	量子暗号理論（４）	量子ストリーム暗号の設計理論
第11回目	量子暗号理論（５）	量子ストリーム暗号の攻撃理論
第12回目	量子暗号理論（６）	量子ストリーム暗号の攻撃詳細
第13回目	量子暗号実装法（１）	光通信方式と変調理論
第14回目	量子暗号実装法（２）	多値変調方式と光増幅中継法
第15回目	量子暗号実験	実際に開発されている量子暗号の実験装置の解説。

使用テキスト	広田　修　著　　量子情報科学の基礎、　森北出版
参考文献	適宜、Physical Review等の論文を配布
成績評価方法	研究調査レポートの提出