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教育学特殊研究C

科目
教育学特殊研究C
区分
教育学専攻
授業コード
4410020
開講期
曜日・時限
集中
単位数
2単位
担当者名
高山恵子
授業の概要
高機能発達障害の特性を理解し、当事者・親の立場を理解した実践的な支援法を学び、教育現場の現状と実践する上での課題を考える
到達目標
発達障害の特性を理解し、WISC等を参考に実践的な教育支援を学ぶ
本人・親の思いを理解し、具体的な支援のひとつ、ストレスマネジメントの授業を実施できるようにする。ICFのモデルから実践的な環境調整を学ぶ海外の特殊教育と比較し、日本での特別支援教育の課題を理解する
授業計画
テーマ
内容
第1回目
発達障害概論
(高機能を中心に)
脳科学研究の情報も含め、基本的な障害特性を理解し、日常生活でのトラブルを減少させ、当事者をエンパワーする支援を考える
第2回目
ICFモデル:
早期発見と支援
WHOのICFの理解と活用:新しい障害観の理解
親との連携と支援
第3回目
特性の理解と対応   
     ①
社会性を含む、行動面の問題の理解と対応
問題行動の4つの分類・学童期前の支援を中心に
第4回目
親の話と
ディスカッション
発達障害のある子の親の話を聞き、実践的な
支援のありかたを議論。1~4のまとめ(レポート)
第5回目
特性の理解と対応   
     ②
認知特性の理解と対応
セルフエスティームの理解と高めるための具体的な支援
第6回目
実践指導:セルフエスティームを高める ワーク中心で実践力を高める
第7回目
WISCの見方と
個別指導
アセスメントの活用と個別指導の実際
学習スタイルに合った指導・初等教育を中心に
第8回目
アメリカの
特殊教育
ADHD,LD,高機能自閉症のある児童・生徒の教育のビデオ等による紹介。5~8のまとめ(レポート)
第9回目
2次障害とストレス2次障害の理解といじめ・不登校などの予防教育
第10回目
実践指導:ストレスマネジメントワーク中心で実践力を高める
第11回目
当事者の話と
ディスカッション
高機能発達障害のある本人の話を聞き、実践的な
支援のありかたを議論。9―11のまとめ(レポート)
第12回目
自己理解:告知と
カミングアウト
本人が特性を理解し、障害を受容するための支援
告知とカミングアウトの是非を考える
第13回目
実践指導:社会性を高めるワーク中心で実践力を高める
第14回目
プレゼンテーション数種の課題から1つ選んで、クラスで発表
第15回目
まとめ1-14のまとめ

使用テキスト
リーフレット3種(えじそんくらぶのHPhttp://www.e-club.jp/からダウンロード可)
1、実力を出しきれない子どもたち 
2、子育てストレスを減らす3つのヒント
3、ICF理解啓発リーフレット
おっちょこちょいにつけるクスリ ぶどう社 高山恵子編著
育てにくい子に悩む保護者サポートブック 学研 高山恵子編著
(授業までに読んでおいてください)
参考文献
幼児教育専攻:わかってほしい気になる子
~自閉症・ADHD等のある子の支援~ 学研 田中康雄・高山恵子共著
初等教育専攻:気になる子がぐんぐん伸びる授業
 ~すべての子が輝く特別支援教育~ 小学館 高山恵子監修
成績評価方法
3つのレポート(必修):60%
プレゼンテーションまたは最終レポート(選択):40%

更新日:
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