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心理言語学研究

科目
心理言語学研究
区分
英文学専攻
授業コード
4020005
開講期
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
佐藤 久美子
授業の概要
第一言語獲得における、特に子どもの音声言語獲得過程・理解・産出データの観察・分析を通して、自然言語の獲得過程及び言語理解と産出の仕組みを考える。生得的に与えられている言語知識とはどのようなものか、子どもの言語知識は大人の言語知識とどこが違うのか、第一言語と第二言語獲得過程及び理解と産出の発達プロセスは等しいのか、さらに、こうした理論から得られた知見は外国語教育の習得への応用は可能なのか、など、人間の言語知識について様々な視点から考える。
到達目標
心理言語学の基礎を理解し、子どもの言語獲得過程について行動観察ができるようになる
授業計画
テーマ
内容
第1回目
イントロダクション 子もどの言語知識は生得的なのか?というテーマで議論する
第2回目
人間の言語の特異性 動物のコミュニケーションと、人間の言語を比較検討する
第3回目
言語生得性の生物学的側面Ⅰ 言語の生得的な性質について、生物学的な側面から考える
第4回目
言語生得性の生物学的側面Ⅱ 言語の生得的な性質について、生物学的な側面から考える
第5回目
文法の生得的な側面 文法に的をしぼり、生得的な性質について考える
第6回目
子どもの産出における規則性 子どもが話し始めるときの規則と規則性について考える
第7回目
子どもはいかにして言葉を学ぶのか? 子どもの言葉の学び方を観察する
第8回目
子どもの音声言語獲得調査Ⅰ乳幼児が特に音声言語を獲得する調査を実習する
第9回目
子どもの音声言語獲得調査Ⅱ幼児の語彙獲得調査を行う
第10回目
言語産出について話すために文法は必要なのか考える
第11回目
言語理解についてスピーチをいかに理解するのか、その過程を理解する
第12回目
言語産出の過程話すためのメカニズムについて考察する
第13回目
トピック別発表Ⅰグループ別に、テーマを決めて発表する
第14回目
トピック別発表Ⅱグループ別に、テーマを決めて発表する
第15回目
トピック別発表Ⅲグループ別に、テーマを決めて発表する

使用テキスト
Ronald W. Langacker. (2008) Cognitive Grammar: A Basic Introduction. Oxford: Oxford University Press
参考文献
授業時に指示
成績評価方法
発表とレポート

更新日:02/18/2009
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