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倫理学研究

科目
倫理学研究
区分
哲学専攻
授業コード
4050005
開講期
曜日・時限
秋 木/56
単位数
2単位
担当者名
岡本 裕一朗
授業の概要
人間の改造を意図する現代科学は、倫理的にどこまで正当化できるのか。この問題を、生命倫理学の様々な問題を論じながら検討する。
到達目標
倫理学の根本問題を、先端的な議論の検討によって、根本的に理解するとともに、現実の状況で自分自身の的確な倫理的判断を下せるようにすること。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
生命倫理学の第2段階 古典的な生命倫理と現代的な問題
第2回目
二種類の遺伝子改変 体細胞系列と生殖細胞系列
第3回目
遺伝子改変の二方向 治療かエンハンスメントか?
第4回目
バイオ保守派とポストヒューマン派 バイオ保守派とは?
第5回目
トランスヒューマニズム その主張の意味
第6回目
エンハンスメント一元論 エンハンスメントを検討する
第7回目
もう一つの人間改造の サイボーグ論
第8回目
具体的なサイボーグ化サイボーグは何をもたらすか?
第9回目
サイボーグの未来自己の多様化は可能か?
第10回目
脳と機械を接続する脳神経倫理学の誕生
第11回目
自由意志は可能か?心身問題の再来
第12回目
脳で心は分かるのか?唯脳論批判
第13回目
倫理学と脳神経科学二つの関係
第14回目
生命倫理学はどこへ向かうのか?生命倫理学と脳神経倫理学
第15回目
ディスカッションこれまでの議論の整理

使用テキスト
Human Enhancement,Oxford,2009.
参考文献
講義において指示
成績評価方法
参加度、理解度、レポート

更新日:02/18/2009
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