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宗教哲学研究

科目
宗教哲学研究
区分
哲学専攻
授業コード
4010000
開講期
曜日・時限
春 月/23
単位数
2単位
担当者名
三井 善止
授業の概要
「宗教とは何か」「宗教は必要か」といった問題を宗教の本質、人間と宗教との関係、時代と宗教との関係、宗教心、絶対的な者としての神の問題および宗教的事象の潮流のなかで提示される諸問題を通して取り上げていく。特に現代に生きるわれわれにとっての宗教の位置および意味、また宗教的次元における文化と人間の関係についての確認を個人個人の実存性に照らしながら行なっていく。    
到達目標
それぞれのテーマの確認ができる。 テーマについての議論のポイントを挙げることができる。テーマについてのいろいろな思想内容が理解できる。テーマについての自分の考えをレポートできる。
授業計画
テーマ
内容
第1回目
宗教とは何か          宗教の必要性、宗教の本質、宗教の真理 
第2回目
宗教哲学とは何か 宗教と文化、宗教と哲学
第3回目
宗教哲学の諸相Ⅰ          西洋哲学史における宗教哲学Ⅰ
第4回目
宗教哲学の諸相Ⅱ    西洋哲学史における宗教哲学Ⅱ
第5回目
場所的論理と宗教的世界観Ⅰ 宗教の立場
第6回目
場所的論理と宗教的世界観Ⅱ       自覚的世界
第7回目
場所的論理と宗教的世界観Ⅲ 宗教的世界観
第8回目
自然的時間性死自然的生、現在、日常性 
第9回目
文化および文化的時間性        文化的生、文化 活動と観想 
第10回目
客観的時間客観的実在世界、他者性 
第11回目
不死性と無終極性 生命と死、主体性、霊魂、人格的生
第12回目
無時間性今、超時間的実在
第13回目
永遠性と愛 Ⅰエロスとアガペー、神聖性、創造、恵み、象徴性、啓示、信仰
第14回目
永遠性と愛 Ⅱ永遠と時、有限性と永遠性
第15回目
総  括

使用テキスト
西田幾多郎著『善の研究』岩波文庫、波多野精一著『時と永遠』岩波書店
参考文献
西田幾多郎著『西田幾多郎哲学論集Ⅰ、Ⅱ』岩波文庫、波多野精一全集 全五巻 岩波書店、西谷啓治著『宗教とは何か』創文社
成績評価方法
発表、レポート等

更新日:01/08/2009
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