検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

職業指導II

科目
職業指導II
区分
農学部教職関連科目群
授業コード
8050018
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 火/910
単位数
2単位
担当者名
峯岸 誠
授業の概要
「職業指導I」を受けて、主として高等学校における職業指導にかかわる進路指導の背景にある理論を学ぶ。進路指導は「人生設計」や「人間としての生き方」を吟味し援助する指導であり、その中で望ましい職業観・勤労観の形成と職業選択能力の育成の指導・援助は不可欠である。そのための理論的指導力を身につける。
到達目標
S:理論的な職業指導をほぼ完全に考察でき、指導力が十分ついている。
A:理論的な職業指導を十分に考察でき、指導力がよくついている。
B:理論的な職業指導の根幹部分を考察でき、指導力がかなりついている。
C:理論的な職業指導の最低限は考察でき、一応の指導力がついている。
F:理論的な職業指導の考察が不十分で、指導力がついていない。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
キャリアの形成と発達 社会の変化とジェンダージェンダーの観点から、キャリア開発と生涯学習の必要性を考える。
第2回目
ライフサイクルとキャリア発達ライフサイクルに応じた職業的発達と進路形成を考える。
第3回目
社会の変化と生きがい ①人事制度の変化
②採用と就業形態の多様化
①終身雇用制や年功序列型の人事管理の変容について考える。
②採用方法や就業形態の変化について考える。
第4回目
③ 職業教育と訓練の現状と改革③様々な職業教育の現状を調べ、能力開発の課題を考える。
第5回目
能力開発とライフデザイン 能力開発の意義と現状能力開発の現代的な意義とキャリア開発の在り方を考える。
第6回目
キャリアカウンセリングの意義と方法自己理解・職業理解・能力開発の必要性からキャリアカウンセリングの方法を考える。
第7回目
新しい職業指導の形態 科目「産業社会と人間」学校設定科目「産業社会と人間」の目標、内容、特質を学習する。
第8回目
実践事例に学ぶ
「産業社会と人間」
①「産業社会と人間」の実践事例を学び、学習指導案 作成の参考とする。
② 東京都立つばさ総合高校から講師を招く予定。
第9回目
高等学校の体験を重視した職業指導「デュアルシステム」とはどのような学習の形態かを中心に学習する。
第10回目
実践事例に学ぶ
「デュアルシステム」
①「デュアルシステム」の実践事例を学び、学習指導 案作成の参考とする。
② 東京都立六郷工科高校から講師を招く予定。
第11回目
学習指導と評価特別活動における指導と評価
①学習指導の方法 ②評価の理論
「目標に準拠した評価」とは何か。現在の学習評価の理論について学習する。
第12回目
③学習評価の進め方現在の学習評価の方法について、実践的に学習する。  
第13回目
職業指導の授業研究ホームルーム活動における指導実践 Ⅰ「キャリアプランを立てる」指導案で模擬授業を実施し、討議で指導力を高め合う。 
第14回目
ホームルーム活動における指導実践 Ⅱ「キャリアプランを立てる」指導案で模擬授業を実施し、討議で指導力を高め合う。 
第15回目
ホームルーム活動における指導実践 Ⅲ「キャリアプランを立てる」指導案で模擬授業を実施し、討議で指導力を高め合う。 

教科書
随時、担当教員が資料を配付する。
参考文献
随時、担当教員より指示する。
成績評価方法
試験/レポート、発表、指導案、模擬授業/授業への参加度
そのほか受講者への指示/メッセージ
中学・高校教師として、現代的課題をふまえた職業指導の実践的指導力が問われている。自分自身のキャリアプランとも関連づけて学び、企業関係者や現場の進路指導担当教師の指導も取り入れていくので、職業指導についての実践的理解と指導力を身につけることを望む。

更新日:01/19/2009
検索トップページ担当別50音一覧