検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

植物病理学

科目
植物病理学
区分
生物資源学科科目群
授業コード
1205090
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水 /78
単位数
2単位
担当者名
渡辺 京子
授業の概要
植物の病気はウイルス、細菌、菌類などの病原体によって引き起こされ、農業生産や生態環境を著しく損なうことによって、人類の生存と地球の環境を脅かす。植物病理学はこのような植物の病気の防除を最終の目的とした基礎と応用の科学である。本講義では、基礎としての植物病原微生物学と植物感染生理学ならびに応用としての植物病害の診断・防除技術について、体系的に講じる。
到達目標
基礎植物病理学としての植物病原微生物学および植物感染生理学、ならびに応用植物病理学としての植物病害の診断・防除技術について、全般的な知識を得る。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
植物病理学序論 植物病理学の定義と歴史、植物病の発生と被害植物病理学の基礎となる植物病原微生物学、植物感染生理学等についての理解を深めるべく努めること。
第2回目
植物ウイルス学概論 I 植物ウイルスの定義と分類、形態と構造、ゲノムの構造と機能   〃
第3回目
植物ウイルス学概論 II 植物ウイルスの精製と定量、感染と増殖   〃
第4回目
植物ウイルス学概論 III 植物ウイルス病の病徴と伝染、診断と防除、ウイロイド   〃
第5回目
植物細菌学概論 I 植物病原細菌の分類、形態と構造、ゲノムの構造と機能、   〃
第6回目
植物細菌学概論 II 植物病原細菌の変異と遺伝、培養と増殖   〃
第7回目
植物細菌学概論 III 植物細菌病の病徴と伝染、診断と防除、バクテリオファージとファイトプラズマ   〃
第8回目
植物菌類学概論 I植物病原菌類の分類と生活環   〃
第9回目
植物菌類学概論 II植物病原菌類の形態と構造、変異と遺伝、培養と生理   〃
第10回目
植物菌類学概論 III植物菌類病の発病と伝染、診断と防除   〃
第11回目
植物感染生理学 I病原性と抵抗性   〃
第12回目
植物感染生理学 II植物ー病原体相互作用   〃
第13回目
植物病害の診断と防除 I植物病害の診断法   〃
第14回目
植物病害の診断と防除 II植物病害の防除法   〃
第15回目
バイオテクノロジーと植物病理学植物病理学の植物遺伝子工学における応用、植物遺伝子工学の植物病理学における応用   〃

教科書
新編 植物病理学概論/養賢堂/3800円
参考文献
新版 分子レベルからみた植物の耐病性/秀潤社/3800円
植物病理学/東京化学同人/2500円
成績評価方法
出席数、授業への参加度、試験
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/15/2008
検索トップページ担当別50音一覧