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公衆衛生学

科目
公衆衛生学
区分
生命化学科科目群
授業コード
5225120
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/910
単位数
2単位
担当者名
竹原 健二
授業の概要
公衆衛生は保健医療だけにとどまらず福祉や行政なども含む様々な分野から成り立つ包括的な学問領域である。その対象は胎児から老人まですべての人を対象とし、国内だけでなく国際的な関わりも含まれている。これらの様々な分野や視点に関する基礎的な知識や考え方を学ぶことを通じて、「人間の健康とは何か」ということや、「健康のありよう」について柔軟に考えられるようになることを目指す。
到達目標
①疫学的な考え方が身につく
②人々の健康に対する視野が広がり、認識が深まる
③公衆衛生的な幅広い視点と批判的な姿勢から物事を考えることができるようになる
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス、導入 講義の進め方、公衆衛生の概論学習課題については、各回の講義の中で提示する予定です。
第2回目
公衆衛生に関する資料の利活用 人口問題、衛生統計
第3回目
公衆衛生の基礎的理論① EBM(Evidence Based Medicine)
第4回目
公衆衛生の基礎的理論② 疫学①(疫学とは何か、因果関係、交互作用)
第5回目
公衆衛生の基礎的理論③ 疫学②(バイアス、リスクの考え方)
第6回目
公衆衛生を取り巻く制度 保健医療制度、医療の質、倫理
第7回目
公衆衛生の現状への適用① 感染症対策、疾病予防と健康管理
第8回目
公衆衛生の各論①地域保健
第9回目
公衆衛生の各論②環境保健、老人保健・福祉
第10回目
公衆衛生の各論③学校保健、産業保健
第11回目
公衆衛生の各論④精神保健
第12回目
公衆衛生の各論⑤母子保健
第13回目
公衆衛生の各論⑥国際保健
第14回目
公衆衛生の現状への適用②生活習慣病、行動変容
第15回目
総括・確認まとめと総括

教科書
基本的には各回、講義資料を配布し、それに沿って講義を進めていく予定です。
参考文献
・シンプル衛生公衆衛生学2009/鈴木庄亮、久道茂監修/南江堂
・標準公衆衛生・社会医学第2版/岡崎勲、豊嶋英明、小林廉毅編/医学書院
・国民衛生の動向2009/厚生統計協会編/厚生統計協会
 ※その他、講義の中で適宜紹介していきます
成績評価方法
・この講義の評価は以下に示す、小レポート(60%)と最後の課題(40%)で評価いたします。
-毎回、講義の最後に数百字程度の小レポートを作成・提出してもらいます(60%:全15回×0~4点=最高60点)。
-学期末試験として、15回目の講義の際に提示する課題を提出してもらいます(40%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
・知識を学ぶだけでなく、皆さんなりの関心や意見、考えを持ってもらいたいと思っています。そのため、主体的な姿勢での出席を望みます。
・公衆衛生学は非常に広範な分野であるため、講義の中では扱いきれないことも少なくありません。そのため、上記の参考文献に挙げたテキストを用いて自習をされることを勧めます。

更新日:
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