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物理学実験

科目
物理学実験
区分
農学部教職関連科目群
授業コード
5205250
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/678
単位数
1単位
担当者名
小林 和彦、黒田 潔
授業の概要
比較的簡単な物理現象をテーマとして選び、将来教職についた場合に現場で生かせることを意識した内容である。テーマには、力学、電気、熱学、光学などを含み、さらに簡単な工作実習も行う。自然(物理)現象を観察し原理に照らし合わせて説明できるようになることを目的とする。簡単な測定技術を習得できる。
到達目標
測定データの処理の方法と現象に照らし合わせた考察により、装置・器具の基本的な取り扱いと物理現象の原理を説明することができる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 実験を行うに当たっての心得と内容の説明教科書は課題ごとに目的、原理、装置器具、実験方法、データの処理等ていねいに書いてあるので、必ず予習をしてから授業に臨む。
第2回目
基礎量の測定Ⅰ ノギスと遊尺顕微鏡による器差の補正
第3回目
グラフの描き方 さまざまな実験データから色々なグラフを描く
第4回目
基礎量の測定Ⅱ マイクロメーターと誤差の扱い方、球面系による曲率半径の測定
第5回目
屈折率の光電効果 光の透過率によるガラスの屈折率の測定
第6回目
水の比熱 熱量計を使って水の比熱の測定
第7回目
基礎量の測定Ⅲ 面積計による面積測定
第8回目
起電力の測定電位差計を使って起電力の測定
第9回目
重力加速度ボルダの振り子による重力加速度の測定
第10回目
サーミスタサーミスターの電気抵抗の温度変化測定と器差の補正
第11回目
ヤング率ユーイングの装置によるヤング率の測定
第12回目
オッシロスコープの使い方オシロスコープを使って電位、周波数の測定
第13回目
プランク定数光電効果を用いてプランク定数の測定
第14回目
工作Ⅰラジオの製作Ⅰ
第15回目
工作Ⅱラジオの製作Ⅱ

教科書
「物理実験 : 入門と基礎(第4版)」/玉川大学物理研究室編/八千代出版/1995円、デザインノートA4 3ミリ方眼30枚/コクヨ/420円
参考文献
授業のさいに適宜紹介する。
成績評価方法
毎回1週間後に提出するレポートの総合点で評価する。全テーマのレポート提出が要件である。
そのほか受講者への指示/メッセージ
成績評価には全て出席しレポートを提出することが原則として必要である。遅刻をすると実験に参加できないことがある。班ごとに実験するためテーマの順序は上記の通りになっていない。ガイダンス当日に班分けとテーマ順序を提示する。

更新日:01/15/2009
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