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生物環境利用学(2008年度以前入学生対象)

科目
生物環境利用学(2008年度以前入学生対象)
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
1215200
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/78春 金/78
単位数
4単位
担当者名
脇 孝一、高﨑 宏寿
授業の概要
生命を支える農業の持続的な発展を計るためには、その生産基盤である大気、水、土壌を健全に保つ必要がある。また農産物をとりまく環境の関わりを理解し、環境条件を適切な範囲に維持していく必要がある。食料の生産を担う農業の変遷と農畜産物にとっての良い環境とは何か等生物資源利用のあり方を考える。
到達目標
環境に関わる基本的な考え方や、基礎知識から応用、問題解決へと追及する姿勢を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
農業と現代の環境問題 農業と大気環境についてプリント配布
第2回目
農業と水資源・水環境について
第3回目
農業と土地資源・土地環境について
第4回目
持続的土地利用・適地適作
第5回目
資源からのエネルギー エネルギー・資源と環境・有効利用プリント配布
第6回目
植物の生育と環境 自然環境と生育、環境要素プリント配布
第7回目
気象と栽培環境 気象的要素、日射、温度、湿度、二酸化炭素濃度プリント配布
第8回目
水資源の開発・水利用水循環の変化、水問題、水質汚染プリント配布
第9回目
植物と土壌環境土壌の種類と特徴、有機物の利用プリント配布
第10回目
土壌の微生物、土壌の酸性化、アルカリ化
第11回目
植物の生育と施設環境地上部・地下部環境管理と施設・設備の利用プリント配布
第12回目
養液栽培と施設・設備の利用
第13回目
生物的要素  雑草と防除雑草の種類と雑草害、雑草の環境変化への対応プリント配布
第14回目
生物的要素  病害虫と防除発生しやすい環境条件、効果的な防除プリント配布
第15回目
自然環境と農業生産農業資源の持続的管理、有機栽培の目指すものプリント配布

第16回目

家畜生産の歴史野生動物の家畜化(ウシ・ブタ)なぜ家畜化が進んだのか考える。
第17回目
家畜生産の歴史野生動物の家畜化(ウマ・ニワトリ他)なぜ家畜化が進んだのか考える。
第18回目
家畜生産の歴史日本における畜産の歴史日本の食肉文化を考える。
第19回目
経済動物について経済的な視点から家畜を考える経済動物と愛玩動物の違いを考える。
第20回目
経済動物について畜産と環境問題畜産公害について考える。
第21回目
経済動物について物質の循環物質循環の仕組みを考える。
第22回目
酪農と緑(牧草地)牧草の生産飼料作物としての草を考える。
第23回目
酪農と緑(牧草地)緑の景観としての牧草地消費者からみた牧場の景観を考える。
第24回目
中間試験生物との共生を討論する。生物と人間の関わりを考える。
第25回目
食物連鎖家畜との関わり食生活を考える。
第26回目
畜産環境保全家畜の管理家畜の生活環境を考える。
第27回目
畜産環境保全動物福祉について動物に対する福祉を考える。
第28回目
畜産環境保全畜産廃棄物の処理システムについて有効利用を考える。
第29回目
持続可能なシステムの構築畜産環境保全技術の開発農業の循環を考える。
第30回目
農業的物質循環の構築まとめ

教科書
必要に応じてプリントを配布
参考文献
地球環境学:持続可能な社会システム、生物資源の持続的利用、水循環と流域環境:岩波書店・ 畜産環境保全学:養賢堂・ 動物環境レメデェーション:養賢堂 ・食料生産と環境: 科学同人・ 草地学:文永堂
成績評価方法
レポート、試験
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/30/2009
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