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生物資源学実験

科目
生物資源学実験
区分
生物資源学科科目群
授業コード
52051015205102
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/678秋 金/678
単位数
1単位
担当者名
渡辺京子、田淵俊人、山﨑旬、佐々木正己、小野正人、肥塚信也、谷本 亮
授業の概要
「生物資源学の対象とする材料を自分の目で見て、手で触れて、頭で考える」ことを目指して、領域に関連が深く、かつ基礎的な実験を各領域の専門の担当者が分担して指導する。内容は以下の通りである.なお,実験の順番については各担当教員がそのつど準備するため,変更することがあるのでガイダンス時に再度確認することとする.
到達目標
3年生から領域に所属するための基礎実験について修得することを目的とする.
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス /レポートの書き方 実験を行うにあたっての注意事項(含:危険防止対策),実験レポートの書き方についてのガイダンスを行う.生物資源学実験書,白衣,実験の用具(セット)を必ず持参すること.持参しない場合には受講を許可しないことがありますので注意してください.
第2回目
植物の分類 植物の分類学を実際の植物の観察を通し実践する.植物の分類法について理解しておく
第3回目
植物病原菌類の観察 植物病原菌の分類学を実際の菌類の観察を通し実践する.菌類の分類法について理解しておく
第4回目
果実の成分分析 野菜や果樹の果実を用いて、各種の有用な成分分析を行う.果実が熟すメカニズムを理解しておく
第5回目
葉・花弁の色素分析 光合成に必要な葉の色素や,花弁中の花の色素を分析し,生産性や観賞価値を高めるための基礎を学ぶ.光合成について理解しておく
第6回目
ランの無菌播種 ラン種子を無菌状態で発芽させる手法を学ぶ.ランの種子とはどのようなものか理解しておく
第7回目
植物組織の培養 植物組織培養技術を使い無菌苗の作成する.培地の調整方法を勉強しておく
第8回目
害虫の観察 昆虫の分類学を日本の重要害虫の観察を通し実践する.昆虫の分類法につき理解しておく
第9回目
花の鮮度保持効果エチレンが花の老化に及ぼす影響と,抑制剤の効果を調査する.成長調整剤について,特に植物ホルモンにつきその種類と作用が答えられるようにしておく
第10回目
性フェロモンの生物検定カイコまたはオオスズメバチを供試材料に2,3の基礎実験を試みる.フェロモンという用語を理解しておく
第11回目
タンパク質の抽出と電気泳導SDS-ポリアクリルアミド電気泳動によるタンパク質の分離法の原理を説明できるようにする。自ら測定したデータをもとに、タンパク質の分子量を推定することができるようにする。片対数グラフを正しく作成できるようにする。
第12回目
DNAの抽出と定量 サザンハイブリダイゼーションを行ったり,ゲノムライブラリーを作製するためにはDNAの抽出が必要である.ここではその基礎を学ぶ.DNAとは何か,自学する
第13回目
動物の学習―行動の観察と分析―マウスなどの小動物を用いて,学習行動について観察と分析を行う.動物行動学の基礎を理解しておく
第14回目
ニワトリの解剖ニワトリの内部構造を観察する.鳥類の内臓にはどのようなものがあるか、復習しておく。
第15回目
まとめレポートの返却・評価

教科書
生物資源学実験書/玉川大学農学部生物資源学科編/
参考文献
課題により適宜補助資料などを配付する.
成績評価方法
各課題に出席してレポートを提出することで,その項目の成績となる.出席およびレポートの総合点で評価.原則として実験は農学部の重要科目であるので欠席はできない.ただし,総合評価を得るためには80%以上の出席(12回)が必要条件となる。
そのほか受講者への指示/メッセージ
・レポートの提出方法は各担当教員によって異なるので,その都度行われる指示にしたがうこと.
・材料の都合により,スクールカレンダー通りに実験が行えないめ、ガイダンス時に配布する予定表を確認すること.とくに11月28日(土)に11月13日と12月23日の補講を行うので注意する.

更新日:01/19/2009
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