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食品機能化学

科目
食品機能化学
区分
生命化学科科目群
授業コード
5225130
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/12
単位数
2単位
担当者名
新本 洋士
授業の概要
最近の食生活は、社会の変化と技術の進歩によって著しく発展し、多様化し,ヒトの健康をより増進する意味での,新しい課題が生まれてきた。これらを踏まえて、食品に含まれる主要成分や主な微量成分の特性と化学的変化について下記の内容を講述する。春学期開講の栄養生理化学につながる食品機能の概要を身につける。
到達目標
機能性を有する栄養素と,これまで栄養素として認知されていなかった成分について,食品として摂取した際に,生体にどのような機能を与えるかを理解する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
食品機能学とは 食品の特性,機能性食品の制度について教科書 第1章
第2回目
抗酸化機能1 食品の最も重要な機能のひとつ抗酸化機能を講述教科書 第2章
第3回目
抗酸化機能2 抗酸化機能を有する具体的な食品の紹介教科書 第2章
第4回目
消化吸収促進機能 ミネラル,ビタミンの消化吸収教科書 第3章
第5回目
難消化成分と微生物1 食物繊維の役割を概説,ビフィズス活性について教科書 第4章
第6回目
難消化成分と微生物2 食物繊維の種類と含有食品について教科書 第4章
第7回目
不飽和脂肪酸 n-3系とn-6系不飽和脂肪酸の機能教科書 第5章
第8回目
ジアシルグリセロールとステロールジアシルグリセロールの機能と植物ステロールを解説教科書 第5章
第9回目
酵素阻害1血圧を調節する因子教科書 第6章
第10回目
酵素阻害2糖関連酵素,具体的な食品教科書 第6章
第11回目
免疫アレルギー1免疫とは教科書 第7章
第12回目
免疫アレルギー2アレルギー発症とそれを抑制する食品成分教科書 第7章
第13回目
神経系におよぼす機能GABA,オピオイドペプチドなどを紹介教科書 第8章
第14回目
食品機能の制度日本の食品機能に関する行政システムについて解説参考文献
第15回目
総括各章の要約と模擬試験問題の配付教科書1~8章

教科書
改訂食品機能学 青柳康夫編著 建帛社(Nブックス)(2003年初版の旧版でも対応可)
参考文献
食品機能の制度と科学 清水俊雄著 同文書院  ISBN4-8103-1327-1
成績評価方法
出席状況,授業時の小テスト(4回を予定),および期末試験(16週目)により総合的に評価する。5段階評価。
そのほか受講者への指示/メッセージ
化学,生物化学の知識があると理解しやすい。日常的に,加工食品等のパッケージに記載された栄養成分表示などを観察しておくこと。

更新日:01/14/2009
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