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植物形態学(2009年度入学生対象)

科目
植物形態学(2009年度入学生対象)
区分
生物資源学科科目群
授業コード
1200070
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 水/12
単位数
2単位
担当者名
岩元 明敏
授業の概要
本科目では、根、茎、葉、花、果実、種子という植物体を構成する各部・器官の外部形態と内部構造に関する詳細な解説を行い、植物の形態全般を網羅する。また、植物の形態を観察し理解する方法についても随時講義を行っていく。
到達目標
植物が持つ様々な形とその役割について、外部形態と内部構造の両面から理解することを目指す。また、植物をただ見るだけではなく、しっかりと観察する力をつけることも目標とする。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
植物形態学とは 植物形態学に関する概説と実際の植物を用いた形態観察方法に関する解説大学内の植物を観察しておく。
第2回目
植物を構成する細胞 植物体を構成する各種の細胞について解説する。参考書などを読み、植物にはどんな種類の細胞が見られるかを理解しておく。
第3回目
根の形態と構造1 植物の根の基本的な形態・構造と発達に関して解説する。参考書などを読み、植物の根の基本的な構造について理解を深めておく。また、身近な植物の根を観察しておく。
第4回目
根の形態と構造2 根の二次的な成長様式とその多様性について解説する。複数の植物の根を観察し、その多様性を確認しておく。
第5回目
茎の形態と構造1 植物の茎の基本的な形態・構造について解説する。参考書などを読み、植物の茎の基本的な構造について理解を深めておく。また、身近な植物の茎を観察しておく。
第6回目
茎の形態と構造2 茎の二次的な成長の過程および発達後の形態・構造について解説する。複数の植物の茎の外部形態と内部構造(できればカミソリなどで徒手切片をつくる)を観察し、その多様性を理解しておく。
第7回目
腋芽と分枝形成 植物における腋芽と分枝形成について解説する。参考書などを読み、植物の腋芽とその役割について理解しておく。また、実際の植物で腋芽を見つけ、その形態を観察しておく。
第8回目
中間のまとめとテスト1-7回目のまとめと補足を行い、理解度を確認する小テストを行う。1-7回目の復習。
第9回目
葉の形態と構造1植物の葉の基本的な形態・構造について解説する。参考書などを読み、植物の葉の基本的な構造について理解を深めておく。また、身近な植物の葉を観察しておく。
第10回目
葉の形態と構造2葉の形態の多様性について解説する。複数の植物の葉を観察し、その多様性を理解しておく。また、複葉と単葉の差を理解しておく。
第11回目
花の形態と構造1植物の花の基本的な形態・構造について解説する。参考書などを読み、植物の花の基本的な構造について理解を深めておく。また、身近な植物の花を観察しておく。
第12回目
花の形態と構造2花の形態および生殖方法の多様性について解説する。複数の植物の花を観察し、その多様性を理解しておく。また、生殖方法と形態の関連性について考察しておく。
第13回目
果実の形態と構造植物の果実の基本的な形態・構造およびその多様性について解説する。参考書などを読み、植物の果実の基本的な構造について理解を深めておく。身近な植物の果実の外部形態と内部構造を観察しておく。
第14回目
種子の形態と構造植物の種子の基本的な形態・構造およびその多様性について解説する。参考書などを読み、植物の種子の基本的な構造について理解を深めておく。身近な植物の種子の形態を観察しておく。
第15回目
まとめまとめ(第1~14回のまとめと理解度確認のテスト)および総合討論第1~14回目の内容を復習しておく。また、講義内容に関連する質問を考えてくる。

教科書
特になし。
参考文献
絵で分かる植物の世界(講談社)、Anatomy of Seed Plant(Wily)、Plant Form(Oxford University Press)
成績評価方法
中間テストと期末テストによって評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
初回を含め、時々授業中に大学内に出て実際に植物を観察する予定です。できるだけ歩きやすい靴と服装で講義に出席してください。

更新日:
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