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基礎化学実験

科目
基礎化学実験
区分
生命化学科科目群
授業コード
1220011122500112200121225002
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/123春 水/123
単位数
1単位
担当者名
小川 人士、佐藤 幸治
授業の概要
生命化学科で最も重要であると考えていることの一つに、実験科目の開講が挙げられる。化学あるいは分析化学などの講義科目で学ぶ様々な化学的考え方や分析手法などを文字や図表として理解するだけでなく、基礎的・基本的な操作技術を体得し、様々な現象を自分の目で捉えるためにも非常に重要な科目である
到達目標
講義ともリンクしながら、実験の基本的な考え方・原理等の理解・補完はもちろんのこと、用いる試薬の性質や調整方法、実験廃棄物の分別方法、実験器具や分析機器の取り扱い方法等に加えて、実験結果のまとめ方・表現の仕方等の理解・修得を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 実験を安全に行うために 
 実験項目の概要説明
・ガイダンスでは、次の項目について説明する。
  実験を安全に行うための注意点
  実験ノートの書き方
  レポートの書き方
  試薬調製方法
  実験廃液の処理方法
第2回目
溶液の性質 溶液と溶解、コロイド溶液・各時間のはじめに実験上の注意点などを説明するので遅れないこと
・実験レポートは次の時間までに提出すること。
・薬品等にアレルギーのある人は、あらかじめ担当教員に申し出ること。
第3回目
陽イオン未知試料の定性 未知試料の系統分析
第4回目
中和滴定実験 酸・塩基、pH、指示薬の理解 
 中和反応の応用
第5回目
酸化還元滴定実験 CODの測定
第6回目
化学反応速度実験 酢酸エチルの加水分解反応測定、反応速度解析
第7回目
銅イオンの交換滴定性 陽イオン交換樹脂による銅イオンの交換滴定
第8回目
有機定性実験・CHNSの検出
・官能基の検出
第9回目
グループ実験ガイダンス
第10回目
酢酸エチルの合成液体物質の合成、精製、同定
第11回目
アセトアニリドの合成固体物質の合成、精製、同定
第12回目
p-ニトロアニリンの合成固体物質の合成、精製、同定
第13回目
比色分析鉄イオンの定量
第14回目
電池の起電力酸化還元反応の応用
第15回目
比旋光度糖やアミノ酸の旋光度分析

教科書
① 生命化学実験操作法(生命化学科編纂),
② 新版 実験を安全に行うために 化学同人,
③ 新版 続・実験を安全に行うために 化学同人,
④ 機器分析の手引き 化学同人
参考文献
①大学生のためのレポート・論文術,小笠原喜康著,講談社現代新書
②論文・レポートの書き方 (理系・技術系編),二木紘三,日本実業出版社
③分析化学実験 分析化学会 北海道支部編 化学同人
④分析化学 Ⅰ Ⅱ 南江堂
成績評価方法
実験への取り組み方、出席状況、実験レポートおよび実験ノートの記述を総合的に評価する。実験への取り組み状況等により、試験筆記等を随時実施する場合もある。
そのほか受講者への指示/メッセージ
安全に気をつけること 諸般の事情によりテーマを変更する事がある。

重要 予習の徹底
 事前に教科書①~④を熟読し、安全上の注意点をノートに記すこと。
 実験に先立ちフローチャートを作成し、ノートに記すこと。

 レポートおよび実験ノートは教科書①~④と参考書①~④等を使用し充実させる事。

更新日:01/31/2008
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