授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | ガイダンス | 実験の心構え・班分けなど | 大学の専門課程における研究の展開。 |
第2回目 | パラフィン切片法 Ⅰ | 動物の小腸の構造と機能Ⅰ
(パラフィン切片の作製) | パラフィン切片法の原理と手順を理解し、免疫組織化学やIn situハイブリダイゼーションなどの形態学的観察手法をおさえておく。 |
第3回目 | パラフィン切片法 Ⅱ | 動物の小腸の構造と機能Ⅱ
(切片の染色と観察) | 動物の消化吸収機能に対する小腸の形態学的な特徴と、そこに分布する細胞の役割について調べておく。 |
第4回目 | 農薬の生物検定 Ⅰ | 生物検定の意義とLD50の求め方の演習
(安全教育を含む) | 実際にLD50を求める演習を行うので、計算機(対数変換ができるものが良い)を持参のこと。大学7号館の502番教室で実施予定。 |
第5回目 | 農薬の生物検定 Ⅱ | エンドウヒゲナガアブラムシを用いてLD50の求めるための予備実験を行う。 | 殺虫剤の種類と作用機作を勉強しておく。 |
第6回目 | 農薬の生物検定 Ⅲ | 予備実験の結果をもとに、農薬の濃度を設定し、エンドウヒゲナガアブラムシのLD50を実際に求める。
(本実験) | 予備実験の結果をもとに、班毎に実験の計画を立てておく。 |
第7回目 | 植生調査 | コードラート法により、木本植物に主眼をおいた森林植生の調査を行う。 | 野外調査に適した服装(実習着、作業用靴、軍手、帽子など)と装備(筆記用具など)を身につけて集合すること。また、植物(樹木)の形態と分類について予習しておくこと。 |
第8回目 | 植物機能の開発と
資源植物研究 Ⅰ | 研究課題の設定と情報の収集 | 植物機能開発と資源植物に関する問題意識を持ち、両者を結びつけて考える力や、実物を通して学ぶ習慣を養う。 |
第9回目 | 植物機能の開発と
資源植物研究 Ⅱ | 研究課題に沿った現地調査と記録 Ⅰ | 目的にそった調査と記録の技術を学ぶとともにグループでの討議を通じてまとめと発表の準備を行う。 |
第10回目 | 植物機能の開発と
資源植物研究 Ⅲ | 研究課題に沿った現地調査と記録 Ⅱ | 目的にそった調査と記録の技術を学ぶとともにグループでの討議を通じてまとめと発表の準備を行う。 |
第11回目 | 大腸菌の形質転換 | 遺伝子組み換えに用いる大腸菌の形質転換について学ぶ。 | 形質転換とは何か、理解しておくこと。 |
第12回目 | 遺伝子解析技術の基礎Ⅰ | PCRによる遺伝子増幅 | PCRの原理と実際の手順を学ぶ。 |
第13回目 | 遺伝子解析技術の基礎Ⅱ | 制限酵素を用いた物理地図の作成 | 制限酵素切断断片パターンから片対数グラフを作成後DNAの長さを測定する。その値から、一番合理的な制限酵素地図を作成する。 |
第14回目 | 植物機能の開発と
資源植物研究 Ⅳ | まとめとプレゼンテーションおよびディスカッション | 発表テーマの内容を班毎によくまとめ、人にわかりやすいプレゼンテーションの準備をする。 |
第15回目 | まとめ | レポートの返却・評価 | レポート課題に関しての解説 |