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緑地環境学

科目
緑地環境学
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
1215220
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/12
単位数
2単位
担当者名
杉本 和永
授業の概要
地球環境で生物が成育していく基盤となっている緑地について、緑地の種類、存在意義や機能について自然環境との関わりを考えていくとともに、人間社会が今後存在していく上での必要性と保全についても考えていく。
到達目標
緑地がどのような存在価値があり、そのシステムがどのような環境や生物と関わり合っているかについて知ることで、緑地の保全について応用の利く力を養っていく。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
緑地環境学とは 緑地とは何か?地球の存続には緑は欠かせない要員である。この緑の生育は人類の存続にも大きく関わって来ている。緑地を自然科学の立場からしっかり認識することを考えてほしい。
第2回目
緑地とは世界と日本 緑地の種類1.世界の森林、日本の森林環境の元に緑地が存在し、緑地は環境へも影響を持っている。実際の森林植生について理解を深める。
第3回目
緑地の種類2. 砂漠と草原(草地)、地球の陸地の森林以外の緑地や砂漠について理解する。
第4回目
人の生活と緑地 都市の緑地と緑化、公園都市に存在する様々な緑地について理解する
第5回目
道路の緑化同上
第6回目
ビルの緑化、屋上緑化、同上
第7回目
災害と緑化 緑の機能、森林の機能1,植物の持つ特質と機能について理解する。
第8回目
森林の機能2,樹木の集団としての森林は、様々な機能を持っている。森林の恩恵について考えてみる。
第9回目
治山と法面緑化災害を不せくために行われる緑化工事について知る。
第10回目
河川と湖沼・湿地水の周辺の特異性、そこに生育する緑地について特性を知る。
第11回目
海岸・港湾海岸の特殊性と緑地の果たす働きについて考える。
第12回目
緑地の植物樹木緑地の重要な要素である樹木の機能と働きについて考える。
第13回目
草本草地の主構成種である草本の種類とその特質を考える。
第14回目
植物と環境気象環境様々な自然環境の要因の中で気象環境とはどのような物か、改めて整理してみる。
第15回目
地球温暖化と緑地温暖化とは現代の最も重要な地球環境問題の温暖化について、理解と、私たちが何をすべきか考えてみる。

教科書
特に定めない、講義中にプリントを配布
参考文献
緑地環境学 小林裕志 文永堂、 環境緑化の事典 日本緑化工学会 朝倉書店、
植生環境学 水野一晴 古今書院、緑地環境のモニタリングと評価 恒川篤史 朝倉書店、
成績評価方法
出席、期末試験、実物試験、レポート他
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義内容に興味がありかつ勉学の意志のある人

更新日:02/13/2007
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