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応用微生物学

科目
応用微生物学
区分
生命化学科科目群
授業コード
5225080
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 月/78
単位数
2単位
担当者名
星野 達雄
授業の概要
微生物は、約35億年前に地球上に誕生し、進化を繰返しながら地球上のいたる所に生息している。人類は有史以前からこれらの微生物を巧みに利用し様々な発酵食品を製造してきた。本講義では、発酵食品、アミノ酸、核酸や有機酸、抗生物質などの生産、遺伝子組換え技術や環境浄化技術などの多様な微生物利用技術を解説する。
到達目標
人類が分離・培養出来る微生物は、地球上の全微生物の僅か2%程度と推定されている。そこで、微生物の多様な能力を理解して、有用微生物を探索する知識や、新たな用途を開発する能力を身に付ける。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
生命の誕生と進化 生命の誕生と進化に関する諸説の紹介
第2回目
微生物利用の歴史、種類と特徴 微生物の性質、微生物利用の歴史参考書1~39頁を読む
第3回目
微生物の生育条件および育種技術 突然変異・分子育種など参考書39~70頁を読む
第4回目
発酵、醸造食品 調味食品(しょうゆ、食酢、味噌)、その他の発酵食品(チ-ズ、ヨ-グルト、納豆、パン、納豆など)参考書110~160頁を読む
第5回目
アルコール発酵と有機酸発酵 アルコール類と有機酸類の微生物による生産参考書161~175頁を読む
第6回目
アミノ酸発酵 アミノ酸類の発酵生産参考書175~193頁を読む
第7回目
ヌクレオチドの生産 呈味性ヌクレオチドの発酵生産参考書193~208頁を読む
第8回目
抗生物質の生産抗生物質発酵の概要参考書208~223頁を読む
第9回目
ビタミン・カロチノイドの生産各種ビタミン・カロチノイドの発酵参考書223~249頁を読む
第10回目
微生物変換ステロイド等の誘導体生産参考書250~262頁を読む
第11回目
酵素の産業利用産業用酵素の生産・利用参考書262~273頁を読む
第12回目
環境をキーワードとした微生物の応用バイオマス産業利用の実態と将来参考書282~302頁を読む
第13回目
メタボリックエンジニアリング遺伝子組換え技術と物質生産への利用参考書277~281頁を読む
第14回目
難培養性微生物の利用微生物利用の新展開
第15回目
試験

教科書
参考書:応用微生物学(改定版)/村尾澤夫共編/培風館/2,900円
  講義資料/講義時に配布
参考文献
発酵ハンドブック/バイオインダストリー協会編/共立出版/23,000円
微生物の世界/宮道慎二共編/筑波出版会/12,600円
代謝工学/G.ステファノポーラス共編/電気大出版局/7,800円
成績評価方法
出席率および試験の成績による
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:12/24/2008
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