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生物学B(2008年度以前入学生対象)

科目
生物学B(2008年度以前入学生対象)
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
1215030
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
吉川 朋子
授業の概要
地球46億年の歴史の中で,生物は多様に進化してきた.複雑かつ変化する自然環境のもとで,生物はさまざまな生活様式を有してもいる.また,生物は単独生活を送ることは少なく,集団として,同種の仲間や他種の生物と共に生活している.本講義では,生物と環境との相互作用を理解すること目的とし,以下のテーマで授業を行う.さらに,人間が地球生物の一員として,他の生物や生物集団と関わり合いながら如何に生活するか,を考える基礎としたい.
到達目標
現在私たちが抱える様々な環境問題を「進化」と「生態」という大きな枠組みの中で捉える能力を養うことを目指す.
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
地球環境 地球と生物の歴史を繙く地球と生命の歴史を予習
第2回目
生物と環境の相互作用 生物にとっての環境要因生物と環境が影響しあっている例について考えておくこと
第3回目
生物種の多様性と進化 生物種分布・生物種の適応と進化進化論について予習しておくこと
第4回目
生物種の多様性と進化 生物種と生活史多様性生物5界説を予習しておくこと
第5回目
生物の適応1 形態的・生理的適応生物の生理反応を復習しておくこと
第6回目
生物の適応2 行動的適応動物行動の適応について予習しておくこと
第7回目
中間まとめ 質疑応答、小テスト第1回目から第6回目までについて復習
第8回目
個体群種内競争と個体群動態種内競争について予習しておくこと
第9回目
種間相互作用1種間競争種間競争について予習しておくこと
第10回目
種間相互作用2捕食被食関係・寄生・共生種間相互作用について予習しておくこと
第11回目
生物群集遷移・生物多様性維持のメカニズム多様性を維持するメカニズムについて予習しておくこと
第12回目
生物群集栄養構造・エネルギー循環・物質循環生態系の構造と物質循環について予習しておくこと
第13回目
地球環境問題1問題提起地球環境問題の事例を調べておくこと
第14回目
地球環境問題2討論または発表詳細は授業時に指示する
第15回目
期末試験

教科書
特に指定しない。適宜資料を配付予定
参考文献
・生態学キーノート(A.Mackenzie,A.他/Springer) ・生態と環境(松本忠夫/岩波書店) ・保全生態学入門(鷲谷いずみ,矢原徹一/文一総合出版) ・生態学入門 (日本生態学界/東京化学同人)
成績評価方法
小テスト35%,期末試験50%,出席15%(全出席の場合),その他出席態度も加味する
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/15/2007
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