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生物学(2009年度入学生対象)
科目
生物学(2009年度入学生対象)
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
1210040
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 金/12
、
単位数
2
単位
担当者名
浅田 真一
授業の概要
生物学基礎で学ぶ内容をより発展させ,特にミクロな視点で生物にアプローチする。生物の基本単位は細胞である。単細胞性生物においては細胞が生活の単位となり,一方多細胞生物では細胞は個体の構成単位であり,個体が生活の単位となる。前半では細胞と細胞における生理・生化学現象に焦点を当て,後半では多細胞生物の個体の成長や維持に関わる生理現象(個体内コミュニケーション)に焦点を当てる。
到達目標
生物学基礎で学んだ内容を,ミクロな視点で掘り下げ,理解することを,本講義の目標とする。併せて,生理学や生化学的な生物の見方を理解する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
細胞1(生物学基礎の復習を含む)
生物学の流れ、細胞とは?その機能
細胞を構成する物質と細胞小器官についての予習をしておく
第2回目
細胞2
DNAによるタンパク質合成
タンパク質及び細胞小器官の復習をしておく
第3回目
酵素と補酵素,生体成分
細胞・生体が活動するために
酵素、補酵素について調べておく
第4回目
光合成1
光合成の光反応
教科書p.96-97を読んでおく
第5回目
光合成2 CO2固定と光呼吸
二酸化炭素固定と光呼吸
教科書p.98-99を読んでおく
第6回目
呼吸1
生物のエネルギー生産(嫌気呼吸)
教科書p.90-91を読んでおく、発酵について調べておく
第7回目
呼吸2
生物のエネルギー生産(好気呼吸)
教科書p.93のTCA回路を読んでおく
第8回目
まとめ1,中間試験
中間試験、復習
教科書、ノートの内容の整理
第9回目
窒素代謝,化学合成独立栄養
窒素同化、窒素の循環に関する学び
光合成、呼吸の復習を含む
第10回目
動物の神経系とシグナル検知
神経細胞とその機能
教科書p.238-245を読んでおく
第11回目
動物の恒常性,自律神経と内分泌系
ホメオスタシス(体温調整、水代謝)
前回の復習、教科書p232-237を読んでおく
第12回目
動物の免疫
動物の生体防御機構
教科書p.187-211を読んでおく
第13回目
植物の形態形成
植物の組織と器官の基礎
植物の基本的な組織・器官について調べておく
第14回目
植物ホルモン,まとめ2
植物ホルモンの概要
主な植物ホルモンについて調べておく
第15回目
生物の多様性と進化
生物の誕生、分類から人類の進化までの概要
教科書p. 261-278を読んでおく
教科書
テキスト:和田勝.2008.基礎から学ぶ生物学・細胞生物学.羊土社.
参考文献
授業中に紹介
成績評価方法
授業への参加度(出席,授業態度等)25%+提出物(適時指示する)25%+中間試験と期末試験50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
更新日:
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