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生物化学

科目
生物化学
区分
生命化学科科目群
授業コード
5225090
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/34秋 金/34
単位数
4単位
担当者名
渡邊 博之、薬袋 裕二
授業の概要
生体を構成する分子の構造を把握し、その機能の発現について前半で講義する。
生命現象の基礎となる細胞の基本代謝系について後半で講義する。
到達目標
生命現象を理解するための基盤科目である。生体4大主成分の構造的特徴を把握し、
理解することが、基本的な学習となる。その上で、構造と機能との関係を習得し、
細胞内で展開している化学反応(代謝)を学習し、細胞レベルで生命現象を総合的に
理解できる知識基盤の構築を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
細胞:水:炭素化合物 水と炭素と生命誕生高校生物を復習
第2回目
アミノ酸とタンパク質の一次構造 アミノ酸の特性、ペプチド結合アミノ酸の構造を覚える
第3回目
タンパク質の三次構造と機能 2~4次構造:折りたたみ
第4回目
酵素の特性 酵素とは、動力学タンパク質の構造と機能を理解
第5回目
同上 同上
第6回目
脂質と生体膜 触媒作用
第7回目
同上 同上
第8回目
補酵素とビタミン補酵素の特徴反応に関わる構造を理解
第9回目
糖質単・多糖類、異性体単糖類の構造を覚える
第10回目
同上同上
第11回目
脂質と生体膜脂質構造、流動モザイク脂質の構造を覚える
第12回目
同上同上
第13回目
核酸ヌクレオチド:DNA:RNAヌクレオチドの構造を覚える
第14回目
同上タンパク質の生合成
第15回目
まとめ中間テスト

第16回目

代謝の全体像代謝とは。代謝経路の制御、ATP高校生物を復習と教科書10章を既読
第17回目
代謝が進行する根拠実際の自由エネルギーと標準自由エネルギー物理化学を復習しておくこと
第18回目
解糖解糖とは。全体像の把握の仕方、酸素は必要か?高校生物を復習と教科書11章を既読
第19回目
解糖解糖における10段階の化学反応のメカニズム有機化学でのヒドロキシル基酸化を復習
第20回目
解糖解糖の調節、解糖最終産物のピルビン酸はどうなる?教科書11章を既読
第21回目
クエン酸回路クエン酸回路は「触媒」であるという意味と教科書13章と酸化還元反応の復習
第22回目
クエン酸回路各段階の化学反応と調節教科書13章と該当する補酵素(7章)既読
第23回目
糖新生糖新生とは。糖新生が必要な理由とその化学反応肝臓の働きについて復習と教科書12章の該当部分を既読
第24回目
グリコーゲン代謝グリコーゲンの必要性は?その生合成と分解教科書12章の該当部分を既読
第25回目
ペントースリン酸経路経路名の由来とこの経路の意義、CーC結合。教科書12章の該当部分を既読
第26回目
電子伝達クエン酸回路の産物はどうなる?酸化還元電位の復習と教科書14章を既読
第27回目
電子伝達とATP合成プロトン駆動力とATP生合成。活性酸素種の生成教科書14章を既読
第28回目
脂質代謝脂質の復習。脂質の吸収と運搬教科書9章と16章を既読
第29回目
脂質代謝脂肪酸の酸化とATP生合成教科書16章を既読
第30回目
脂質代謝脂肪酸、コレステロールの生合成教科書16章を既読

教科書
ホートン生化学(第4版)東京化学同人
参考文献
ヴォート生化学 東京化学同人
成績評価方法
小テスト、中間テスト、期末テストの総合点
そのほか受講者への指示/メッセージ
高校、大学2年生までの生物と有機化学を復習しておくこと。

更新日:
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