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担当別５０音一覧

科目	環境マネジメント論	区分	生物環境システム学科科目群
授業コード	5215200	開設セメスター	6S
曜日・時限	秋　火/34、	単位数	2単位
担当者名	味木　茂隆

授業の概要

現在、地球温暖化をはじめとした環境問題は全世界の喫緊の課題である。企業はグローバル競争の中、事業を継続し適正な利益を獲得し（経済性）、また環境負荷を低減し（環境性）、同時に社会から信用・信頼を得る（社会性）ことが求められている。 当講義では国際規格のＩＳＯ１４００１（ＪＩＳＱ１４００１　環境マネジメントシステム）を理解し、その取り巻く状況～規格の仕組みの構築と運用について学習する。この講義により「内部監査員」としての基準を満たした場合に認定証を授与する。

到達目標	①環境について自らを当事者として捉え、循環型社会への課題を理解する。 ②環境マネジメントシステムの理解し、内部監査員としての力量を身につける。

授業計画	テーマ	内容	学習課題
第1回目	地球環境問題	地球環境問題の概要	シラバスの確認
第2回目	マネジメントシステムの概要	今日的なマネジメントシステムの実態について紹介する（環境を始め品質、情報セキュリティ等）	配布資料の理解
第3回目	企業とマネジメントシステムについて	組織（企業）とは？、その基礎要素の理解を深め、マネジメントシステムの必要性、意義について解説する	〃
第4回目	ＩＳＯ14001規格要求事項解説(1)	規格要求事項の解説	〃
第5回目	ＩＳＯ14001規格要求事項解説(2)	規格要求事項の解説	〃
第6回目	環境側面の抽出・評価	環境側面の抽出と著しい環境側面の特定方法の理解	〃
第7回目	演習(1)環境側面抽出・評価	環境側面の抽出と著しい環境側面の特定の実践	〃
第8回目	理解度テスト	理解度テストの実施	〃
第9回目	環境法規	環境法・その他関連法規等の概要	〃
第10回目	内部監査	監査の手法解説	〃
第11回目	演習(2)監査の準備	不適合演習と監査チェックリストの作成	〃
第12回目	演習(3)-1　監査の実施	模擬内部監査の実施	〃
第13回目	演習(3)-2　監査の実施	第11回目の続き	〃
第14回目	環境経営キーワード解説	予め選択したテーマに基づき可能な限り解説を行う	〃
第15回目	まとめ	講義のまとめ

教科書	独自作成した教材を配布
参考文献	適宜参考文献を紹介
成績評価方法	16週目は筆記試験を実施予定 履修基準：出席率（大学基準）、試験成績 内部監査員認定基準：履修基準に演習成績を付加する
そのほか受講者への指示／メッセージ	この講義では「企業の環境経営」を中心に学びます。企業とはどういうものかを事前に書籍等で予習しておいてください。