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環境マネジメントシステム

科目
環境マネジメントシステム
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
1700016
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/34春 火/34
単位数
4単位
担当者名
千葉 均
授業の概要
環境問題が地球規模の問題に拡大しつつあり、生態系に対して重大な影響をもたらしている。こうした背景から、世界的に法制度・規制の導入や人々の価値観の変化が進展しており、企業にとってこれにいかに対応するかが重要な課題になっている。企業を取り巻く環境問題の全体像を把握するとともに、環境マネジメントの手法を習得する。
到達目標
1.環境問題を総合的に理解する。 2.環境マネジメントの重要性とその手法を理解する。 3.環境マネジメントシステムの内容を理解する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
環境問題とは 環境問題の概要、環境問題の歴史環境問題の理解
第2回目
持続可能性について 環境問題の本質、持続社会環境問題発生の本質、持続可能性という概念の理解
第3回目
環境問題の実態 大気汚染の問題大気汚染の経緯と法規制等
第4回目
環境問題の実態 水質汚濁の問題水質汚濁の経緯と法規制等
第5回目
環境問題の実態 化学物質による汚染化学物質による汚染と法規制等
第6回目
環境問題の実態 土壌汚染問題、騒音・振動・悪臭等の問題各環境問題の経緯と法規制等
第7回目
環境問題の実態 都市化にともなう問題、廃物問題、ヒートアイランド現象都市化にともなって発生した諸問題の経緯と対策
第8回目
環境問題の実態酸性雨、森林破壊、生物多様性の危機等各環境問題の経緯と対応
第9回目
環境問題の実態地球温暖化、オゾン層破壊地球温暖化、オゾン層破壊のメカニズムと対応
第10回目
環境問題と世界の動き環境問題に関する国際的取り組み、サミット国際的取り組みと環境キーワードの理解
第11回目
環境関係法規国際条約、京都議定書条約の整理、京都議定書の内容の理解、
第12回目
環境関係法規法体系、環境法・その他関連法規等の概要国内法の体系と整理、条例との関係
第13回目
企業の社会的責任企業の社会的責任(CSR)の進展と日本の状況CSRの必要性
第14回目
環境マネジメントシステム導入のメリット、ISO14000の成立企業経営にもたらすメリット、国際標準化機構とISO14000との関係企業利益や企業全体に対する効果、ISO14000の成立
第15回目
審査登録制度、環境マネジメントシステムの基本審査登録制度の体系と仕組み、環境マネジメントシステムの定義など審査登録制度の仕組み登録機関の選び方など

第16回目

lS014000シリーズ規格の基礎知識ISO14000シリーズの体系と各規格の役割ISO14000シリーズの体系を理解する
第17回目
環境マネジメントシステム:Plan(方針、計画)序文、適用範囲、用語の定義、環境方針、環境側面、環境マネジメントシステムの要求事項の詳細について理解する
第18回目
環境マネジメントシステム:Plan(方針、計画)法的及びその他の要求事項、目的、目標及び実行計画、環境影響評価 環境マネジメントシステムの要求事項の詳細について理解する
第19回目
環境マネジメントシステム:Do(実施及び運用)資源、役割、責任及び権限、力量、教育訓練及び自覚、コミュニケーション、環境マネジメントシステムの要求事項の詳細について理解する
第20回目
環境マネジメントシステム:Do(実施及び運用)文書類、文書管理、運用管理、緊急事態への準備及び対応環境マネジメントシステムの要求事項の詳細について理解する
第21回目
環境マネジメントシステム:Check(点検)監視、測定、遵守評価環境マネジメントシステムの要求事項の詳細について理解する
第22回目
環境マネジメントシステム:Check(点検)不適合ならびに是正処置及び予防処置、記録の管理、内部監査、内部監査環境マネジメントシステムの要求事項の詳細について理解する
第23回目
環境マネジメントシステム:Action(マネジメントレビュー)マネジメントレビュー、最高経営層の判断及び指示、環境方針の見直し環境マネジメントシステムの要求事項の詳細について理解する
第24回目
環境コミュニケーション環境報告書、CSR報告書企業のCSR報告書の事例を見る
第25回目
環境アセスメント環境アセスメントの考え方と適用環境アセスメントの手続きの流れ
第26回目
ライフサイクルアセスメント(LCA)製品の環境負荷低減と環境負荷の評価方法LCAの考え方と進め方
第27回目
環境配慮設計環境配慮設計に関する動向と環境配慮設計の概要、事例環境配慮設計の進め方
第28回目
環境会計、エコファンド、教育環境コストの把握、環境会計の機能、エコファンド、教育環境会計の考え方
第29回目
環境ラベル、グリーン購入環境ラベルの種類と特徴、グリーン購入への対応環境ラベルとグリーン購入の理解
第30回目
まとめこれまでの講義のまとめこれまでの復習をしておく

教科書
指定しない
参考文献
ISO14000のすべて 大浜庄司 日本実業出版社、改訂版ECO検定公式テキスト 東京商工会議所 日本能率協会
成績評価方法
期末テスト70%、小テストまたはレポート20%(数回)、出席率・受講態度(10%)
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:
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