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芸術応用演習A

科目
芸術応用演習A
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
5700101
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
花 永明
授業の概要
この授業ではShadeによる3DCG(三次元グラフィック)制作を行う。Shadeは国産の商用CGソフトの一つであり、日本はもとより世界中で知られ使用されている。授業では毎回説明と実習ということになる。基本的にCG制作は線をうまく引けるかどうかの問題が最も重要です。ひたすら技術を習得します。
到達目標
モデリング、テクスチャ制作、レンダリングの基本技術を修得し、基本的な物体表現ができるようにする。より高度かつ専門的なグラフィック制作の足場を作ることが目標である。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
紹介
二次元と三次元
2D・3Dグラフィック画像の紹介。Photoshop, Shade, Bryce, Terragen, Terragen2,Mojoworld, Poser, Mayaなど, その他多数のアプリケーションを紹介しながら、グラフィック制作の実際を見る。3次元画像の意味を知る。またそれぞれの制作インターフェイスも体験する。
第2回目
Shade事始 Shadeインターフェイス。Shadeの動かし方。マウスの動かし方。Shadeで簡単なものを作ってみる。
第3回目
形とは 閉じられた線形状。開かれた線形状。長方形。円。球などの生成。回転体と掃引、自由曲面と編集、切り返し。物の構造を知る。
第4回目
位置とは 座標と移動、拡大・縮小・回転。物の位置を知る。
第5回目
環境とは 太陽、光源、環境光、影、カメラ。材質。物におよぼす環境要因。物が持つ表面材質。
第6回目
関係とは 物と物との関係。ブーリアン演算。
中間課題発表。
重なり、融合、切り取りなどを理解する。
第7回目
中間課題制作 モデリングに力点を置いた課題作品を作る。触れるような物を作る練習。
第8回目
中間課題制作モデリングに力点を置いた課題作品を作る。触れるような物を作る練習。
第9回目
応用制作人間工学に基づいたものの制作。見て触って使って気持ちの良いものの制作。ポリゴンとは。握りやすいドアノブや懐中電灯。座りやすい椅子など。ポリゴンンの説明。
第10回目
応用制作透けたものの制作。ボトルやグラスに入った液体表現。におうような香水ボトル。
第11回目
応用制作反射と映り込みが織りなす映像の制作。窓に映った景色。デーブルに映る食器など。
第12回目
応用制作有機物の美しさを制作。果物や花を描くこと。
第13回目
応用制作統合的画像の制作。最終課題発表。静かな部屋の描き方など。
第14回目
最終課題制作統合的画像の制作。溶け込めるような環境の制作。
第15回目
最終課題制作統合的画像の制作。溶け込めるような環境の制作。

教科書
なし。
参考文献
各種アプリケーションの説明、その都度のマニュアル、情報等はネット、あるいはプリント配布で行う。
成績評価方法
授業参加度50%、授業内作品提出25%、最終課題作成25%。第16週目に最終課題提出。
そのほか受講者への指示/メッセージ
グラフィック制作の中で重要なことは技術とオリジナリティです。俗にPPP(Practice, Patience, Profit)と言いますが、「線一本引けてなんぼ」の世界です。練習を重ねて努力をすれば必ずだれでも上手な作品ができます。裏を返せば、努力無しでは上手になりません。上手になればかならずいろいろなprofitの可能生が開けます。喜びも開けます。頑張りましょう。なお、Shadeによるいくつかの例を次のサイトで見ることができます。
http://www.archie.lit.tamagawa.ac.jp/cg/

更新日:01/19/2009
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