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日本語文法論II
科目
日本語文法論II
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
5700131
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2
単位
担当者名
永井 悦子
授業の概要
日本語文法の基礎的事項を身につけることを目的とする。「文法の学習=暗記」だと考える人も多いようだが、本授業のねらいは、受動的に言葉のルールを「覚える」のではなく、日頃用いている身近な日本語の現象を見つめ直し、そこに潜む問題点や法則性について自ら「考える」力を養っていくことにある。
主に「日本語文法Ⅱ」では、文の組み立てに関することがらについて取り上げる。
到達目標
日本語文法の仕組み、特に文の成立や文の構造について理解を深め、文法的に考える力を養う。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
文法と文法論
文法に諸説あるということ
これまでにどのような「文法」を学んできたのか、思い出しておく。
第2回目
文とは?
何をもって「文」と見なすのか?
前の時間に出す課題について考えてくる。
第3回目
文の種類と構造①
文を構成する成分
前の時間に出す課題について考えてくる。
第4回目
文の種類と構造②
文の階層構造
前の時間に出す課題について考えてくる。
第5回目
連用修飾・連体修飾
文における修飾の構造
前の時間に出す課題について考えてくる。
第6回目
「格」①
現代語の「格」について:格助詞のはたらきと用法
前の時間に出す課題について考えてくる。
第7回目
「格」②
「主題」と「主格」:「は」と「が」はどこが違うのか
前の時間に出す課題について考えてくる。
第8回目
ヴォイス
受身の表現、使役の表現
前の時間に出す課題について考えてくる。
第9回目
テンス
「スル」と「シタ」の基本的性格
前の時間に出す課題について考えてくる。
第10回目
アスペクト
「スル」と「シテイル」の基本的性格
前の時間に出す課題について考えてくる。
第11回目
モダリティ①
モダリティのとらえ方
前の時間に出す課題について考えてくる。
第12回目
モダリティ②
モダリティに関わる類義表現の比較①
前の時間に出す課題について考えてくる。
第13回目
モダリティ③
モダリティに関わる類義表現の比較②
前の時間に出す課題について考えてくる。
第14回目
待遇表現
敬意とコミュニケーション
前の時間に出す課題について考えてくる。
第15回目
まとめ
全体のまとめ
これまでの授業内容について整理しておく。
教科書
プリントを配布する
参考文献
国語学会編『国語学大辞典』(東京堂出版 1980年)
飛田良文編『日本語学研究事典』(明治書院 2007年)
成績評価方法
平常点(出席・授業参加度・課題)30%、筆記試験70%
そのほか受講者への指示/メッセージ
日本語を母語としない留学生とともに〈日本語文法〉を考える機会を設ける予定です。
更新日:
02/19/2009
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