教科書 | ○『中国古典文学二十講-概説と作品選読』白帝社 八木章好 ○『社会人のための漢詩漢文小百科』大修館書店 田部井文雄 ○『新字源』または『漢語林』 ○その他、「原稿用紙罫ノート」を必ず使用すること。 |
参考文献 | 必要に応じて指示する。 |
成績評価方法 | 授業参加意欲を評価対象とする。(30%)中国古典文(漢文)を正確に訓読し、書き下し、現代日本語訳できる能力を評価する。(70%)※16回目に試験を実施する。 |
そのほか受講者への指示/メッセージ | ○予習として、①各文をノートに転写し、②訓点(返点・送りがな)を施し、③書き下し文に直し、④現代日本語訳してくること。授業の際には、指定した漢和辞典『新字源』およびハンドブック『社会人のための漢詩漢文小百科』を必ず携帯すること。○漢字は漢民族の言語を表記するための文字である。日本人も漢字を借用しているが、同じ文字であっても日中両国の間に概念の差があること忘れてはならない。「国語古典の中の漢文」ではあるが、外国の文字である漢字で綴られた中国古典文(漢文)はあくまでも外国語であるという認識に立って、中国古典文(漢文)を読み解く方法を練習してほしい。 |