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プロジェクトセミナーI

科目
プロジェクトセミナーI
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
5700080
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
花 永明
授業の概要
3Dソフト(ShadeやTerranen,Terragen2)、2Dソフト(PhotoshopやIllustrator)を使用して、背景制作とモデリング制作をテーマに沿って行う。プロジェクトセミナーⅡへのステップであるので、統合画像の基礎的な制作になる。TerragenやTerragen2はできるならば自分のPCにダウンロードしてから登録を行い、高解像度の画像を作成したい(シラバス執筆時登録料は99ドル、8900円ほど)。またできるならば自分のPCには正規のShadeをインストールしたい(シラバス執筆時Shade10Basicが10,500円)。これもかなりの制作ができるソフトとなる。もちろん強制では一切ありません。
到達目標
自分の描きたい分野に関するテーマに沿って「画像」をつくることのプロセスを最初から行う。つまり①情報収集、②必要に応じてデジタルカメラを使用して画像資料を用意、③手作業によるスケッチを用意、④2D画像の取り込み、⑤3D画像の起こし、⑥レンダリング、⑦背景をつける、⑧細部のチェック、⑨完成。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
テーマに沿って主張する画像をつくるとは何か。 何を言いたいかを考える。そのためには何を用意すべきかを考える。そして準備をする。制作するプロセスを時系列で考える。制作をゼロからスタートすることの体験。
第2回目
制作 共通テーマをまず決める。(例)アーサー王伝説)。時代設定。時代に即した剣の情報収集。アクセサリーの情報収集。アーサー王伝説をざっと読む。スケッチをする。金属の材質、傷、汚れ等考える。手作業で必要な情報を収集し、準備を行う。ケルト文様の収集など。
第3回目
制作 2Dに起こし、モデリングを始める。スケッチやデジタル資料の3Dへの起こし。
第4回目
制作 アーサー王伝説にふさわしい景観を考える。Walesの風景などを準備する。
第5回目
制作 モデルの景観への配置。形状材質はマスターサーフェスとして保存。形状材質収集のためにはWalesの石なども参考にする。景観は必要ならば室内でもよい。たとえば円卓の上や祭壇のそばであるとか。
第6回目
制作 (例)「アーサー王伝説」をテーマにした画像の完成。中間課題発表。各自のテーマを探して情報収集と下準備。画像には自分の主張が込められているかを確認。
第7回目
中間課題制作 各自のテーマに沿って制作。オリジナリティーを出すこと。
第8回目
中間課題制作各自のテーマに沿って制作。オリジナリティーを出すこと。
第9回目
部分レンダリングと合成大作を制作する時には、予定画像をいくつかのサブモジュールに分けることがある。その手順を学ぶ。毎回全部品をレンダリングしていると時間もかかり、またコンピュータに大きな負荷を与えることになる。できる限り各部品の塊(モジュール)に分けて制作を進めるとかえってプロセスが速くすむ。その練習をする。
第10回目
モデリング技法の変更回転体でモデルを作るのか、あるいは掃引体で作るのかは各自の好みであるが、どうしたらもっとも「効率的な」制作なのかを考えながらモデリングするのがよい。あえて二つの異なる手法を同時に行って同一画像を作ってみる。どちらが「効率的なのか」を体験する。
第11回目
経済的なモデリング見えないところは作らない。壁の裏側を描く、懐中電灯の中を描くのは、見せる計画がないならば無駄である。できる限り削り取ったところでのモデリングを試みる。
第12回目
マスターサーフェスの効率的な使い方。各部品ごとの材質設定よりはマスターサーフェス使用を行う。最終課題発表部品が1万個あれば1万の形状材質設定をしますか?ひとつ変えたら1万個変えますか?一つのマスターサーフェスを変えるだけで済んでしまいます。
第13回目
テーマに沿った最終課題制作統合画像の制作オリジナリティーを出すこと。
第14回目
テーマに沿った最終課題制作統合画像の制作オリジナリティーを出すこと。
第15回目
テーマに沿った最終課題制作統合画像の制作オリジナリティーを出すこと。

教科書
なし
参考文献
必要な説明書のコピーを配布、あるいはファイルをネットで適宜流します。
成績評価方法
参加度50%、中間課題20%、最終課題30%。第16週目に最終課題を提出します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
扱うファイルサイズがかなり大きくなります。各自DVDやUSB等を用意しましょう。なお、Shadeによるいくつかの例を次のサイトで見ることができます。
http://www.archie.lit.tamagawa.ac.jp/cg/

更新日:01/19/2009
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