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特別課題研究A(ソーラーカーI)

科目
特別課題研究A(ソーラーカーI)
区分
機械情報システム学科科目群
授業コード
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 集中秋 集中
単位数
2単位
担当者名
小原 宏之
授業の概要
ソーラーカープロジェクト(Ⅰ)では、昨年度から継続されているハイブリッド・ソーラーカーの改造とリフォーミング技術を中心に以下のような項目について実施する。なお項目の後ろのカッコ内の数字は概算所要時間である。本テーマは実験・実習が中心であり、下記を終了するためには90時間以上を要する。ソーラーエネルギー、再生可能エネルギーおよびハイブリットソーラーカーシステムの理解(12)、リフォーミングに関するコンピュータシミュレーション(24)、車体設計・メカ設計・空力特性の解析、カー改造(54)、テスト走行(24)を行う。
到達目標
ハイブリッド・ソーラーカーのシステム構成を理解する。さらに高性能化する改造を行い、レースで得たデータを検討し、その成果を自ら評価する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 授業の進め方や到達目標などについて解説するシラバスを確認しておく。
第2回目
ソーラーエネルギー 1 太陽電池の電流・電圧特性の測定実験太陽電池の電流・電圧特性から最大電力点を計算し、最大電力点の追尾について考察する。
第3回目
ソーラーエネルギー 2 最大電力点追尾装置(MPPT)制御システムを理解し、太陽電池パネルの最大電力を取り出せるか確認する。
第4回目
ソーラーエネルギー 3 ソーラーカー用太陽電池パネルの構成ソーラーカーに搭載されるパネルとMPPTの動作確認。
第5回目
燃料電池 1 燃料電池の原理燃料電池の種類・構造等を理解する。
第6回目
燃料電池 2 燃料電池の電圧・電流特性の測定実験電子負荷装置を使用する。水素消費量も測定すること。
第7回目
ハイブリットソーラーカー システム構成システム構成を理解し、自ら起動出来ること。
第8回目
改造①空力特性の解析から得た結果を元に車体改造を行う。
②太陽電池パネル改造 
①エアースポイラー、ディフューザを設計製作する。②太陽電池パネルの設置面積を増やす。 グループで担当する。
第9回目
改造同上同上
第10回目
改造同上同上
第11回目
水素生成①エターノールから水素を造るリフォーミング
②バクテリアによる水素発酵
水素生成の仕組みを理解し、生成システムの改造を行う。
第12回目
水素生成同上同上
第13回目
レース参加JISFC(秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催される)へ参加し、データ収集を行う。1日目 走行データの収集及び改造効果の検討
第14回目
レース参加同上2日目 走行データの収集及び改造効果の検討
第15回目
レース参加同上3日目 走行データの収集及び改造効果の検討

教科書
 特に指定しない。
参考文献
 
成績評価方法
設計・製作およびレポート・ポスター形式による発表で評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
毎週金曜日に行われるミーティング、設計・解析シミュレーション・製作・試走(テスト走行)レース等への参加を義務とします。レース等は、夏季休暇中。履修登録は、担当者がプロジェクトへの参加状況及び達成度をみて行います。

更新日:01/20/2009
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