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物理学

科目
物理学
区分
マネジメントサイエンス学科科目群08
授業コード
13200301393100
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
小林 和彦
授業の概要
あまり体系にこだわらずに一般教養としての物理学を講義する.身近な物理現象をとおして物理の考え方,基礎的な内容を理解できるように解説する.演示実験や演習をたくさん取り入れながら授業を進める.
到達目標
日常生活や身の回りで起こる現象などを順序立てて理解することや,曖昧さがない論議が出来るようにする.物理の単位を理解できるようにする.
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 講義の進め方の解説.物理的なものの見方,考え方.
物理量の表し方.
教科書のはしがきと目次をよく読んでおくこと.
第2回目
身のまわりにはどんな種類の力があるか 力学現象.いろいろな力.力の表し方.力のモーメント.圧力.日常生活でよく知っている現象や内容なのでもう一度よく考えて進むようにすること.
第3回目
運動の表し方 速さと速度.加速度.等加速度運動.平均の速さと瞬間の速さの違いや相対速度の考え方を学ぶ.加速度,等加速度運動について.
第4回目
仕事とエネルギーの考え方 重い荷物をかついで立っている人でも仕事はしていない.仕事と仕事率.エネルギーの種類.物理学での仕事と日常生活での仕事の違いを理解できるようにする.仕事とエネルギーの理解.
第5回目
温度と熱の違い 熱現象.温度計,温度目盛.物質の温まり方.デジタル温度計ではなくアナログ式の温度計の仕組みを理解する.比熱を理解できるようにすること.
第6回目
100℃でも水が沸騰しない現象 圧力なべの水は地上では100℃で沸騰しない.飽和蒸気圧の考え方.演示実験を行う.なかなか理解しにくい箇所なので,教科書をよく読んでおくこと.
第7回目
物理学で使う波はどんな波か 波動現象.主に音波を扱う.人間の耳の聞き取れる音域,発生できる音域.演示実験をとおして理解する.音の理解.身近な音や音の現象を理解できるようにする.
第8回目
音波と光波光の干渉,音の三要素,ドップラー効果,騒音.音波と光波のそれぞれの特徴.ドップラー効果の理解.騒音の表し方を学ぶ.
第9回目
帯電体のまわりの空間静電気現象,電気を蓄える,電流の種類.抵抗,電気回路.電気現象の理解.電気は目に見えないので理解しずらいが,身近な電機製品や現象を等して理解できるようにする.
第10回目
屋内配線電気回路,電熱器具,電磁石のつくりかた.電気回路と電熱現象を理解する.
第11回目
モーターの仕組み電動機,磁気現象の解説.演示実験をおこなう.モーターの回る仕組みをとおして磁気現象を理解する.
第12回目
交流の理解家庭用の電気の単相交流や三相交流の理解.電圧の上げ下げの方法.家庭で使われている交流電気を理解する.直流と交流の違いを理解する.
第13回目
電波と光波は違うか微視的世界の現象.電磁波の理解.電子レンジやレントゲンを理解する.電子レンジやレントゲン,テレビなどの原理を調べておくとよい.
第14回目
光で電気が起こせる太陽電池について.電子,原子の理解.太陽電池や光を利用した電源など,調べられたら調査しておくこと.
第15回目
放射能,原子力発電放射能,放射線,原子力発電などの理解.原子力発電について調べておくとよい.

教科書
大学新入生のための物理入門 廣岡秀明著 共立出版
参考文献
その都度紹介する
成績評価方法
中間試験,期末試験,レポート,出席点を総合して評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/19/2009
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