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情報科指導法Ⅱ

科目
情報科指導法Ⅱ
区分
工学部教職関連科目群
授業コード
5392350
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 月/910
単位数
2単位
担当者名
小林由紀男
授業の概要
高等学校の必修教科「情報」の教員としての情報教育の理解・情報科教師の在り方・情報授業の実践について学ぶ.コンピュータの操作や技術の学習を通して,問題解決力や高度情報社会で存在感を発揮する新しい理念や能力を高校生に身に付けさせる授業を考える.授業の具体的な展開方法・学習指導案作成・評価方法の検討を学び,模擬授業を実施には,ディベートを活用したグループ学習についても学ぶ.
到達目標
問題解決力や高度情報社会を生き抜く力を高校生に教える力がつく.授業を行う上で必要な教材研究・授業設計・指導法・評価法・改善能力に関する実践力を習得する.
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
情報科指導法Ⅱの進め方,学習指導案 学習指導案の作成:年間計画・単元計画・授業計画今週の資料を参考に模擬計画を立案してみる.
第2回目
学習指導案の事例 事例研究:学習指導計画今週の資料,「学習指導要領」で,指導計画を立てる.
第3回目
情報発信の指導 コンテンツ作成と学習指導今週の資料,「学習指導要領」で,コンテンツを作成しておく.
第4回目
WWWの指導方法 Webコンテンツと表現方法の指導        【模擬授業】】今週の資料,「学習指導要領」で,Webコンテンツを作成しておく.
第5回目
プレゼンテーションの指導 IT機器(ツール)の活用とプレゼンテーションの指導方法の検討今週の資料,「学習指導要領」で,プレゼンテーション用原稿を作成.
第6回目
グループ学習 コラボレーションとプレゼンテーション今週の資料,「学習指導要領」で,チーム編成における問題点を列挙しておく.
第7回目
コラボレーションの事例 コラボレ-ションの評価今週の資料,「学習指導要領」で,自由研究の意味を考えておく.
第8回目
メディアとインターネットメディアとインターネット      【模擬授業】今週の資料,「学習指導要領」を参考にして,情報発信の役割に関するプレゼンテーションの準備をしておく.
第9回目
リテラシー教育メディアリテラシー教育今週の資料,「学習指導要領」で,マルチメディアリテラシーの概要を調べておく.
第10回目
情報倫理と社会情報化とリスク,情報倫理今週の資料,「学習指導要領」で,情報倫理の必要性を考えておく.
第11回目
情報倫理教育情報倫理教育の計画と指導案今週の資料,「学習指導要領」で,技術者倫理の中の情報倫理の位置付けを理解する.
第12回目
情報教育のあり方(1)情報創造力育成のための学習指導案に沿った模擬授業の実施と評価    【模擬授業】今週の資料,「学習指導要領」を参考にして,学習指導案についてのプレゼンテーションの準備をしておく.
第13回目
情報教育のあり方(2)情報教育の学習基盤(インフラストラクチャー・物的要件・人的要件)今週の資料,「学習指導要領」で,情報インフラの概要を検討する.
第14回目
情報教育のあり方(3)情報教育を支えるリソース(人的リソース・コンピュータリソース)今週の資料,「学習指導要領」で,各種リソースに何があるか考えておく.
第15回目
情報教育のあり方(4)情報活用能力育成授業計画を立案今週の資料,「学習指導要領」を参考にして,学習指導案を完成する.

教科書
高等学校学習指導要領解説 情報編/文部科学省編/開隆堂出版/ISBN4-304-04075-8
参考文献
情報科教育法/大岩元・橘孝博・半田亨・久野靖・辰巳丈夫/オーム社/ISBN4-274-07922-8
成績評価方法
模擬授業(50点),小論文(30点),授業でのアクティビティー(出席・発表,20点)で合計を100点満点とします.小論文においては,授業計画の立案および学習指導案の作成,学習活動に対する指導方法のスキルに着目してその到達度を評価.3/4以上の出席が必要.成績は所定の規則通り,S・A・B・C・Fで評価する.
そのほか受講者への指示/メッセージ
普通教科「情報」の高等学校学習指導要領を理解し,情報活用能力と情報科教師の在り方について日常的に考えることが必要.bb@tamagawa.ac.jp,rironnew.inf.eng.tamagawa.ac.jpで配布する資料に目を通し,予習・復習が授業の前提.出席チェック後は,交通機関のトラブル(要遅延証明書)による場合を除き,欠席になる.

更新日:02/18/2009
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