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計算論的神経科学

科目
計算論的神経科学
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
1391270
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
酒井 裕
授業の概要
人や動物の脳は、膨大な情報の中から重要な情報を効率的に抽出し、適切に意思決定するように、経験を通して学習する能力を持っている。現存するコンピュータには、到底実現できない能力である。知覚や神経系における様々な興味深い現象を紐解きながら、その脳内メカニズムを探る。
到達目標
知覚や神経系におけるいくつかの現象と、その背後にある数理的メカニズムを理解する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
多義図形の知覚I 多義図形の知覚交替現象の解説
第2回目
多義図形の知覚II 多義図形の知覚交替現象のメカニズムについて討論
第3回目
多義図形の知覚III 多義図形の知覚交替現象のメカニズムについて討論
第4回目
隠し絵の発見I 隠し絵の発見について体験しながら解説
第5回目
隠し絵の発見II 隠し絵を発見するまでにかかる時間について興味深い知見を紹介
第6回目
隠し絵の発見III 隠し絵を発見するまでのメカニズムについて討論
第7回目
ニューロンの中の確率過程I 細胞内電位が確率過程で記述できることを解説
第8回目
ニューロンの中の確率過程IIシナプス強度の変化が確率過程で記述できることを解説
第9回目
微分方程式の定性的な把握Iフロー図を用いた微分方程式の定性的な把握方法を解説
第10回目
微分方程式の定性的な把握IIポテンシャル図を用いた微分方程式の定性的な把握方法を解説
第11回目
確率過程の定性的な把握Iポテンシャル図から定常分布を想像する方法の解説
第12回目
確率過程の定性的な把握IIポテンシャル図から定常分布を想像する方法の解説
第13回目
期末テストに向けて期末テストに向けた講義全体の復習
第14回目
期末テスト
第15回目
期末テストの解説

教科書
なし/必要に応じてプリント配布
参考文献
講義時に指示
成績評価方法
各回の演習の取組み姿勢と期末のテストで評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
単に受身で出席しているのではなく、自分で考えながら積極的に参加する姿勢を期待する.

更新日:01/05/2009
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