授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | 情報と情報量 | 授業の概要説明.情報の量とは,情報の数量化,なぜ確率なのか. | シラバスを確認し,教科書1.1~1.3で,情報の意味と確率の概念を理解しておく. |
第2回目 | 確率論の基礎Ⅰ | 不確定さの尺度としての確率,測度と確率,条件付き確率,結合確率. | 今週の資料,教科書2.1~2.4で,確率を復習しておく. |
第3回目 | 確率論の基礎Ⅱ | マルコフ過程,状態推移行列,ベイズの定理 | 今週の資料,教科書2.4~2.6で,確率過程について復習しておく. |
第4回目 | 情報源 | 情報源モデル,情報量,エントロピー,エントロピー関数の意味と特性.【小テスト】 | 今週の資料,教科書3.1~3.2で,エントロピー関数,対数関数を調べておく.小テスト範囲:授業第1回~第3回 |
第5回目 | 情報源符号化 | 瞬時符号,情報源符号化定理,データ圧縮,平均符号長. | 今週の資料,教科書3.3~3.4で,情報源の符号化とは何か調べメモしておく. |
第6回目 | 符号木,ハフマン符号 | 符号木,ハフマン符号とコンパクト性,ランレングス符号,MH符号. | 今週の資料,教科書4.1~4.3で,符号化法のアルゴリズムを理解する. |
第7回目 | ジフ・レンペル符号,他 | 自己参照型符号,他 | 今週の資料,教科書4.4~4.5で,自己参照型とは何か理解し,そのアルゴリズムを習得する. |
第8回目 | 各種エントロピー | 結合エントトピー,条件付きエントロピー,相互情報量.【小テスト】 | 今週の資料,教科書5.1~5.3で,各種エントロピー間の関係を整理しておく.小テスト範囲:授業第4回~第7回 |
第9回目 | マルコフ情報源のエントロピー | エルゴード的マルコフ情報源,マルコフ情報源のエントロピー. | 今週の資料,教科書5.3~5.4で,エルゴード性について調べておく. |
第10回目 | 通信路モデル | 通信路モデル,通信路行列,相互情報量. | 今週の資料,教科書6.1~6.2で,通信路行列を理解しておく. |
第11回目 | 通信路容量 | 相互情報量と通信路容量・伝送速度,通信路容量の計算法. | 今週の資料,教科書6.2~6.3で,通信路容量の計算方法を調べておく. |
第12回目 | 通信路符号化 | 通信路符号化定理,ハミング距離,線形符号,組織符平均誤り率,通信路符号化定理,情報源符号化定理.【小テスト】 | 今週の資料,教科書6.4で,誤り訂正の原理を理解する.小テスト範囲:授業第8回~第11回 |
第13回目 | 訂り制御の原理 | ハミング距離,ハミング重み,線形符号. | 今週の資料,教科書7.1~7.2で,符号間の距離と誤り訂正について,線形空間で理解しておく. |
第14回目 | 線形符号 | 有限体,線形空間,有限体上の多項式代数. | 今週の資料,教科書7.3~7.4で,有限体上の符号について調べておく. |
第15回目 | 巡回符号 | 巡回符号,BCH符号. | 今週の資料,教科書7.4~7.5で,誤り訂正符号の構成方法を理解する. |