授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | ベクトルの性質 | ベクトルの和、スカラー倍、座標成分 | ベクトルについて、初めから説明するので予備知識は必要としない。 |
第2回目 | | スカラー積、ベクトル積 | 座標成分を用いる表し方と、座標系によらない表し方がある。 |
第3回目 | 物体の運動 | 直線上の運動、空間運動(位置、速度、加速度) | 微分や積分の計算には教科書の巻末の数学公式を利用すると良い。 |
第4回目 | | 色々な座標系(位置、速度、加速度) | それぞれの座標系に特有な変数で位置を表し、その変数の時刻による導関数で速度、加速度を表す。 |
第5回目 | 運動の法則 | 第1法則、第2法則、運動方程式、運動量と力積 | 運動方程式を微分方程式としてとらえる事が大切である。 |
第6回目 | | 落体の運動、等加速度直線運動 | 加速度(定数)を時刻で積分し、速度、位置を求める。その際に、初期条件が必要になる。 |
第7回目 | 色々な運動 | 放物体の運動、ばね振り子 | 物体の運動の種類に応じて座標系を選び、運動方程式を書く必要がある。 |
第8回目 | | 単振り子、速度に比例する抵抗力が働く物体の運動 | おもりの円軌道の接線方向と法線方向の運動方程式を書く。 |
第9回目 | 仕事とエネルギー | 力のする仕事 | ベクトルのスカラー積を使う。 |
第10回目 | 力学的エネルギー保存則 | 運動エネルギーの変化 | 力による加速を物体の運動エネルギーの増加ととらえる事ができる。 |
第11回目 | | 力の場、ポテンシャル(位置)エネルギー | 力の場の力からポテンシャルエネルギーを求めること、逆に、ポテンシャルエネルギーから力を求めることの両方ができるようになること。 |
第12回目 | | 保存力場における物体の運動 | 力学的エネルギー保存則を書くことによって、物体の運動を求めることができる。 |
第13回目 | 相対運動(運動する観測者から見た物体の運動) | 並進座標系 | 運動する観測者からみると、物体には見かけの力(慣性力)が働くように見える。 |
第14回目 | | 回転座標系 | 遠心力とコリオリの力の2つの慣性力が働く。 |
第15回目 | 惑星,衛星の運動とケプラーの法則 | ケプラーの3法則について | 3法則の説明,その他として太陽の引力圏からの脱出速度(第1宇宙速度,第2宇宙速度,第3宇宙速度)の計算。 |