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コンピュータグラフィックス

科目
コンピュータグラフィックス
区分
メディアネットワーク学科科目群
授業コード
1392280
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
大竹 敢
授業の概要
3次元CGとは,コンピュータ内の仮想3次元空間に各種オブジェクト(物体,光源,視点など)を記述・配置し,その視点から3次元仮想世界がどのように見えるかを,2次元スクリーン上に描画する技術のことである.本講義では,線形代数学の基礎理論を用いたCGの数学的理論背景および様々なアルゴリズムを通して,CGのしくみについて学ぶ.
到達目標
ベクトル演算にもとづくコンピュータグラフィックスの基本数学について理解する.コンピュータグラフィックスの専門用語について説明できる.
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス ガイダンスCGの応用例について調べておくこと.
第2回目
CGの基礎知識 DVDによりCGの基礎知識について学ぶCGの歴史について予習しておくこと.
第3回目
CGのための線形代数学の基礎 ベクトルの基本と演算について線形代数学で学んだことについて復習しておくこと.
第4回目
変換 座標系,投影法,幾何変換について配布資料の該当箇所を熟読しておくこと.
第5回目
3次元空間 直線,平面,交点,視錐台について内積について復習しておくこと.
第6回目
3次元形状 ポリゴンと曲面について配付資料により,ポリゴンによる表現について予習しておくこと.
第7回目
モデリング 3次元形状モデリング,光源のモデルについて配布資料の該当箇所を熟読しておくこと.
第8回目
レンダリングの基礎レンダリング手法についてレンダリングについて調べておくこと.
第9回目
隠面消去隠面消去の主要な3手法について配付資料により,隠面消去法のアルゴリズムについて理解しておくこと.
第10回目
シェーディングとレイトレーシングシェーディングの基本原理などについて配付資料により,光線とポリゴンの交差判定処理について予習しておくこと.
第11回目
ラジオシティ法ラジオシティ法とシャドウイングについて連立一次方程式の数値計算法について調べておくこと.
第12回目
テクスチャマッピングテクスチャマッピングの原理について配付資料により,テクスチャマッピングの原理と設定方法について調べておくこと.
第13回目
アニメーション3DCGアニメーションについて3DCGアニメーションが使用されているWebページをみつけておくこと.
第14回目
総合演習Ⅰ線形代数,変換,空間に関する演習問題該当するこれまでの内容を復習しておくこと.
第15回目
総合演習Ⅱモデリング,レンダリングに関する演習問題該当するこれまでの内容を復習しておくこと.

教科書
特に指定しない(テーマごとに配付資料有り).
参考文献
Eric Lengyel著,狩野智英訳,ゲームプログラミングのための3Dグラフィックス数学,㈱ボーンデジタル
荒屋真二著,明解3次元コンピュータグラフィックス,共立出版
成績評価方法
テーマごとに出題する課題演習30%,総合演習70%の計100点で評価する.
そのほか受講者への指示/メッセージ
この講義を受講するには,線形代数学の基礎知識が必要不可欠である.受講する学生は,事前に復習をしておくこと.

更新日:02/18/2009
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