授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | 9/24
9/24
ガイダンス
ガイダンス | メンテナンストライボロジーって何だ
表面の特性について説明する | 課題(提出締め切り:9/30)
①表面という言葉から何を連想しますか?項目を三つ上げなぜそう考えたか、説明しなさい。
②身の回りのトライボ現象と思われる現象を三つと利上げ、何故トライボ現象と考えたか説明しなさい。 |
第2回目 | 10/1
接触面の変形現象 | 真実接触面積、弾性変形と塑性変形、塑性流動圧力などについて説明する。 | ●弾性変形と塑性変形の違いを復習しておくこと
課題(提出締め切り:10/7)
①いろいろな物質のヤング率と硬さを調べ、両者の関係をグラフで示しなさい。その結果から、ヤング率と硬さの関係を示す式を導きなさい。 |
第3回目 | 10/8
摩擦の理論 | Amonton-Coulombの法則、凹凸説と凝着説など、摩擦のメカニズムを説明する | ●daVinciの摩擦に関する業績を調べておこう
課題(提出締め切り:10/14)
色々な物質の組み合わせにおける摩擦係数の値を調べ、その中から一定の法則が導き出せるか考えて見なさい。 |
第4回目 | 10/15
摩耗の理論 | 摩耗の定義、メカニズムと摩耗のいろいろな特性を説明する | ●課題(提出締め切り:10/21)
① 身の回りの現象を見て、摩耗が焼くにたっている例を三つ上げて説明しなさい。
②“ならし運転”の効用について調べてみなさい。 |
第5回目 | 10/22
潤滑油の基本特性 | 潤滑油の特性で最も重要な粘度およびその他の特性について説明する | 課題(提出締め切り:10/28)
①色々な流体の粘度を調べて見なさい
②40℃における粘度が38cSt、100℃における粘度が8cStの潤滑油の粘度指数VIおよび、60℃における粘度を求めなさい。 |
第6回目 | 10/29
前半まとめ試験 | | |
第7回目 | 11/7
流体潤滑理論〔Ⅰ〕 | 潤滑油膜が構成されるメカニズムをReynolds方程式の誘導から説明する。初回は狭い隙間ない流動の考え方を説明する。 | 課題(提出締め切り:11/18)
同心軸受けにおける摩擦係数とゾンマーフェルト数の関係を誘導しなさい。 |
第8回目 | 11/19
流体潤滑理論〔Ⅱ〕 | 流体中の力のバランスからReynolds式を誘導し、連続の式を使うことにより、Navier-Stokesの式を誘導する。 | 課題(提出締め切り:11/25)
三次元流れに対するReynoldsの式を誘導しなさい。 |
第9回目 | 11/26
流体潤滑理論〔Ⅲ〕 | Reynolds式の物理的意味について説明し、さらに弾性流体潤滑理論の考え方を説明する。 | 課題(提出締め切り:12/2)
現在問題になっている環境問題について、どのようなことが問題であるかを述べ、さらに潤滑油にかかわる環境問題についてはどのようなことがあるか述べなさい。 |
第10回目 | 12/3
機械要素とトライボロジー〔Ⅰ〕 | 機械要素におけるトライボロジーをどのように考えるか説明する。また、転がり軸受、すべり軸受における渡来簿特性について説明する。 | 課題(提出締め切り:12/9)
①機械システムにおける相対運動を考え、すべり運動、転がり運動、微小すべり運動、衝撃の例を各三つあげ、それらが行われるトライボ要素を示しなさい。
②深溝玉軸受6208がラジアル荷重Fr=3.2kN、アキシャル荷重Fa=1.8kNを受けて、回転数n=600rpmで回転する。軸受け寿命L10を求めなさい。 |
第11回目 | 12/10
機械要素とトライボロジー〔Ⅱ〕 | 機械要素のうち歯車、シールにおけるトライボ特性について説明する。 | 課題(提出締め切り:12/16)
自動車に使われているシールについて丸1どこに、②どのようなシールが、③何故使われているかを調べなし。 |
第12回目 | 12/17
信頼性設計〔Ⅰ〕 | 信頼性工学の歴史から、その重要性について説明する。また機械システムの老化に対する考え方を説明する。 | 課題(提出締め切り:1/6)
授業中に出題されたシステムの信頼度を求めなさい |
第13回目 | 1/7
信頼性設計〔Ⅱ〕 | 機械システムの故障についての統計的処理方法について説明する。 | 課題<機械システムなどにおいて信頼性設計の重要性について,2例を挙げて説明しなさい> |
第14回目 | 1/14
後半まとめ試験 | | |
第15回目 | 1/21
総合試験 | | |