授業計画 | テーマ | 内容 | 学習課題 |
第1回目 | ガイダンス | 研究室の指導教員から研究内容の概略について説明を受ける. | 研究を進めるに当たって重要な事柄を要点としてまとめる. |
第2回目 | 調査 | 関連した,類似研究に関して現在どのような状況,情勢にあるかを文献などにより調査する. | 自分の研究が世の中でどのような位置づけにあるかを考える. |
第3回目 | 準備 | 研究の目標に向かって作業を進めていく上で必要となる,ハードウェア,ソフトウェアについて構想を練る. | 研究上必要となる機材類の流通,購入ルートについて調査する.また,執行可能な予算,金額について調べる. |
第4回目 | 概念設計 | 研究上必要となる,テストピース,試験装置,実験装置などの部品,機械類のおおまかなスケッチを画面に画像として描く. | 簡略なモデルが作製できるか考え,できるならば作製し,類似の市販品がある場合には購入して使用する.作製ができない場合には,思考実験でもよいので動作原理などを考察する. |
第5回目 | 機械設計1 | 試験片,試験装置,実験装置などの組立図を描く.接地場所,固定方法などについても考察する. | CADを利用して組立図を描く. |
第6回目 | 機械設計2 | 組立図に対応した部品図を描く.材料,加工方法,組立方法,組立順序,工具等についても考察しながら図面を描く. | CADを利用して部品図を描く. |
第7回目 | 機械加工 | 旋盤,フライス盤,その他加工機械により部品の加工を行う.追加工が必要ならば行う. | 機械の操作に関する指導を受けながら加工を行う. |
第8回目 | 機械の組立 | 部品の加工精度を確認しながら順序通りに組立を行う. | 機械の組立に関する指導を受けながら組立を行う. |
第9回目 | 動作の確認 | 組みたてた機械が装う通りに動作するかを確認する.動作しない場合には原因を考え,再組立,再加工,再設計など必要に応じた処置をとる. | 予想通りに動作するか確認を行う. |
第10回目 | 機械の現場への設置 | 実験や試験が実施される現場に組みたてた機械を設置し,現場で予想通りに動作するかを確認する.動作しない場合は原因を考え,その要因を除去する. | 現場での試験ができるかを確認する. |
第11回目 | 実験データの取得 | 機械,装置類が予想通りに動作したならば,研究上必要なデータを実験計画法などにより効率的に取得する. | 理論上,予想通りのデータがとれるかを確認する. |
第12回目 | データの最適化 | 取得データの信頼性を向上させるために最小自乗法のような種々の統計手法により誤差の低減をはかる. | 信頼できるデータの取得方法について調べる. |
第13回目 | データのまとめ | 研究上,必要なデータをいかに報告するかをふまえてどのような量の間の関係について表現するかを考察する. | 最もインパクトのあるデータの表現方法を考察する. |
第14回目 | 発表の準備 | 研究上,最も簡明で,かつ相手に理解してもらえる情報を選択し,説明の順序なども考慮して発表の手順,方法を考える.中間発表ではパネルを用いる.文字の大きさ,図表の総数などに注意する. | 報告,説明のために準備すべき書類,データ,図表,写真などを揃える. |
第15回目 | 発表会 | 研究内容のまとめを行い,聴講者に説明を行う. | 質問に回答すること.できなかった場合には原因を考え事後に質問者に書面で報告する. |