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総合演習

科目
総合演習
区分
教育学科科目群
授業コード
15100545510067
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 木/910秋 木/910
単位数
2単位
担当者名
大谷 千恵
授業の概要
教職関連の必修科目として設定されている本演習は、教員を目指している受講生が「教師として」総合的な学習を構築していくために必要な基礎的な知識や授業方法を獲得していくことを目的としています。自分自身の問題意識を持って、具体的なテーマに取り組むことからはじめ、最終的には、計画→準備→実行→評価という教師が経験する一連の授業の流れをグループごとに模擬授業の形で実践してもらいます。
到達目標
・総合的な学習に関する基礎的な知識と方法を身につける。
・グループで自分達の模擬授業を計画・準備・行動・評価することができる。
・リーダーシップをとったり、チームとして活動することができる。
・プレゼンテーションやディスカッションのスキルを向上させる。
・具体的なテーマで、授業案を作成できる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
オリエンテーション シラバスの確認
過去の模擬授業ビデオ
シラバスをよく読んで来てください。
第2回目
「総合的な学習」を知る 「総合的な学習」の背景
「生きる力」って、何?
「総合的な学習」について意見交換できるように、興味ある記事を1つ持ってくる。
第3回目
「総合的な学習」の方法 授業案のサンプル提示
(共通の問題/課題、教師の問題意識など)
「みんな違っていい」(ビデオ15分)
自分自身の家庭環境/家族環境や地域環境を分析し、自分自身が影響を受けたこと、そして自分自身の課題を発表できるようにしてくる。
第4回目
メディアについて 道具としてのメディアを知る
偏見をあぶりだすアクティビティ
私達の中にある偏見
多元的知能論とそれに根ざした統合カリキュラム
どのようなメディアの情報を自分は利用しているのか、1つの情報はどこまで信頼できると考えているのか考えてくる。
第5回目
授業案の作り方 授業案はなぜ必要か?
授業案を構成要素(子供の実態、問題意識、授業目的、子供の達成目標、授業方法、評価など)
グループごとに授業案を作成してくる。疑問や行き詰まったところは赤字で、どのようなところに苦労したかメモしてくる。
第6回目
「総合的な学習」を創る(1)
グループ・プロジェクト
グループの決定
授業案作成&仮提出
主観と客観について
偏見をあぶりだすアクティビティ
各自、授業案フォーマットに沿いながら、授業風景を具体的にイメージしながら、授業案を作成してくる。
第7回目
「総合的な学習」を創る(2)
グループ・プロジェクト
グループごとに作業
修正した授業案提出(指定日までに)
必要に応じて、教員に相談しながら、発表に向けて準備を進める。
第8回目
「総合的な学習」を創る(3)
グループ・プロジェクト
グループごとに作業
授業案提出(指定日までに)
必要に応じて、教員に相談しながら、発表に向けて準備を進める。
第9回目
「総合的な学習」を創る(4)
グループ・プロジェクト
添削された授業案の修正
発表に向けての準備
必要に応じて、教員に相談しながら、発表に向けて準備を進める。
第10回目
リハーサル時間配当や生徒の反応を確認必要に応じて、教員に相談しながら、発表に向けて準備を進める。
第11回目
発表とFeedback(1)グループ発表とFeedbackリハーサルで指摘を受けたところを改善して、模擬授業にのぞむこと。
第12回目
発表とFeedback(2)グループ発表とFeedback同上。
第13回目
発表とFeedback(3)グループ発表とFeedback同上。
第14回目
発表とFeedback(4)グループ発表とFeedback同上。
第15回目
全体の総括提出されたリフレクション・シートからいくつかを紹介
今回の発表で良かった点、大切なポイント、課題などについて議論
これまでの発表を踏まえて、リフレクション・シートを授業時に提出できるように書いてくる。

教科書
授業時に必要な資料を配布。
参考文献
授業ホームページでは、他授業のゲストスピーカーの話の内容などを閲覧できるようにしています。特に異文化を背景に持った子供達が教師が想像する以上に増えています。「異文化理解と教育(旧国際理解教育)」の授業と「総合演習」は重なる内容も多いので、"Encounter"というメニューを選び、ゲストスピーカーの内容などを参考にしてみてください。
大谷の授業ページ   http://www.tamagawa.ac.jp/teachers/edu/ohtani/
成績評価方法
各授業での発言・参加 20%
授業案 20%
発表 50%
リフレクション・シート 10%
そのほか受講者への指示/メッセージ
「自分達で考える→計画する→準備する→発表する→評価する→学んだことをクラスにフィードバックする」という一連の活動を通して、主体的に学んでいく方法をとりますので、毎回の課題をきちんと準備することを要求します。

更新日:01/06/2009
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