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児童英語指導論B【1・2・3年生用】

科目
児童英語指導論B【1・2・3年生用】
区分
教育学科科目群
授業コード
1508003
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
穐田 照子
授業の概要
1.一般の教育原理、および児童の第二言語習得分野での最新の理論を学ぶ。
2.その理論に基づいて実際に英語の授業が行えるよう、学生一人ひとりが指導実習を行う。
3.受講生自身の英語力を高めることもこの授業の主要目的の一つである。そのため、指導実習は児童が実際に英語を学んでいる授業を再現したCD(教科書についている)を聞き、それを参考にしながらできるだけ英語で行う。
4.指導実習はビデオにとり、授業の後半でそれを実際に見ながら、学生同士で評価しあう。
5.最後に、教師が全体のフィードバックを行う。
到達目標
1.何度も練習することによって、指導実習への苦手意識を克服する。
2.児童が楽しく学べる授業計画を立てることができる。
3.授業計画に沿って、なるべく英語だけで指導ができる。
4.将来役立つ指導計画や教材、教師やクラスメートのコメントなどをポートフォリオにまとめる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
オリエンテーション 授業の進め方、テキストの使い方、初等教育における現在の英語教育の問題点などに関する説明1. 授業が始まる前に準備すること
1) 各ユニットの概要と紹介を読む。
第2回目
児童英語教育の目指すもの 母語の習得と第二言語習得、知能の発達と言語学習、指導計画、教育の準備、授業の始め方について2) 各セクションの始めの理論的な説明部分を読む。
第3回目
英語を聞いて行動する/物を作る 英語で指示を与える、英語を聞いて行動する(全身反応法、マイム、ゲームなど)3) 各ユニットのTopic talk やStorytellingを読んでアイディアを準備する。
第4回目
指導実習2. 復習としてすること
1) もう一度授業記録のCDを聴く。
第5回目
指導実習2) CDをお手本にして、発音とイントネーションを練習する。
第6回目
スピーキング ライムや歌を用いた発音、ストレス、イントネーションを中心に3) 自分の英語を録音し、それを聞き返す。
第7回目
指導実習4) 授業で実践したアクティビティを発表するとしたらどのような英語で話すかを考え、書き出してみる。
第8回目
指導実習3. 指導実習のためにすること
1) 実習で試してみる新しいアクティビティの準備をする。
第9回目
リーディングリーディングの始め方(音と単語の認識、フォニックスなど)2) 日誌を付け、学習した英語をノートに記録する。
第10回目
指導実習3) 成功したアクティビティや教材をポートフォリオにまとめる。
第11回目
指導実習
第12回目
ライティングリーディング・アクティビティを応用したライティング・アクティビティ
第13回目
指導実習
第14回目
指導実習
第15回目
まとめ教育実習などのために、与えられた時間に指導実習ができなかった学生はこの時間に行う。

教科書
Slattery, Mary & Jane Wilis, English for Primary Teachers, Oxford University Press, 2001 (翻訳 外山節子監訳『子供英語指導ハンドブック』オックスフォード大学出版局、2003
参考文献
中本幹子 『実践家からの児童英語教育法』解説編・実践編 アプリコット 2003
難波悦子『カードで遊んで英語大好き』アプリコット 2000
伊藤克敏他訳『子供に英語をどう教えるか』ピアソン・エジュケーション 2001
Mary Glasgow, JET Primary Teachers’ Resource Book 1, Saxoncourt ELT, 2001
成績評価方法
指導実習 60%、ポートフォリオ 20% 積極的な授業参加:20%
そのほか受講者への指示/メッセージ
学生主体の授業である。実習はもちろん、フィードバックにおいても自分の意見や感じたことを積極的に述べよう。また、分からないこと、不安なことがあれば、一人で悩まないでいつでも遠慮なく教員やクラスメートに聞こう。
教科書や、実際の授業を再現したCDを参考に、創造的で楽しい授業を考えてみよう。
自分自身の英語力を高めるためにも、個々のアクティビティで使用する英語表現はしっかりと覚えよう。

更新日:01/19/2009
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