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児童学特論

科目
児童学特論
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
1508021
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 木/78
単位数
2単位
担当者名
荻須 隆雄
授業の概要
約100年前に誕生したとされる児童学は、乳児期から思春期までの子ども(児童)を対象とし、教育学、心理学、社会学、小児保健学等の子どもに関わる複数の学問領域から成る学際的、超域的な学問である。本授業では、今日のわが国の子どもに関わる制度、代表的な社会問題(児童問題)を取り挙げる予定である。
到達目標
子ども(児童)の発育・発達、教育・保育を考え、また、教育・保育に関わる職に携わるうえで、複眼的な視点も必要である。今日のわが国の子どもに関わる調査・研究成果、諸制度、社会問題等を理解し、個々に研究課題をみつけて考察、発表できることに重点を置きたい。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
児童学の性格 児童学の歴史、研究対象、児童学に関連する諸領域基礎的内容を理解できる。
第2回目
現代社会における児童学の課題-1 児童観の発達 〃
第3回目
現代社会における児童学の課題-2 発達期の特性と課題 〃
第4回目
現代社会における児童学の課題-3 児童健全育成と社会環境 〃
第5回目
現代社会における児童学の課題-4 児童の生活・遊び・児童文化財 〃
第6回目
現代社会における児童学の課題-5 現代社会と児童問題-健康阻害、事故 〃
第7回目
現代社会における児童学の課題-6 現代社会と児童問題-児童虐待 〃
第8回目
現代社会における児童学の課題-7現代社会と児童問題-学校教育に関わる課題 〃
第9回目
現代社会における児童学の課題-8現代社会と児童問題-教育と児童福祉 〃
第10回目
個別発表-1 発表予定者は前週、当該授業時に発表要旨原稿を提出のこと。発表は、パワーポイント使用が望ましい。は発表者以外は、意見交換、討論に積極的に参加すること。
第11回目
個別発表-2 同 上
第12回目
個別発表-3 同 上
第13回目
個別発表-4 同 上
第14回目
個別発表-5 同 上
第15回目
まとめ授業全体のまとめ

教科書
プリント配布による。
参考文献
日本子ども家庭総合研究所編:日本子ども資料年鑑(各年版)、KTC中央出版
厚生統計協会:国民の福祉の動向(各年)、厚生統計協会
こども環境学会編:こども環境学研究
※その他、必要に応じて紹介する。
成績評価方法
授業参加状況(10%)、個人発表内容・中間レポート(30%)、学期末試験(60%)を目安とする予定。
※期末試験は、試験期間中に実施する。
※履修者数が少数の場合は、成績評価方法を一部変更することがあること。
そのほか受講者への指示/メッセージ
新聞には、児童学の対象である乳児、幼児、学童や青年に関わるさまざまな記事が掲載されている。日常的に新聞記事を授業内容の理解に役立てて欲しい。なお、履修者数が少数の場合、また、児童学の学修内容・理解レベルにより授業のテーマ、内容を一部変更することがある。

更新日:02/13/2009
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