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戯曲入門

科目
戯曲入門
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
1610144
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
櫻内 理恵
授業の概要
戯曲を読むことは、読みながら俳優が演じる舞台を想像する面白さがある。この授業では、西洋の様々な時代に生れた異なったタイプの戯曲を紹介していく。様々な戯曲に触れ、その読み方を理解することで、西洋演劇への理解を深めてもらいたい。
到達目標
様々な戯曲を学び、戯曲の読み方を理解する。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス 授業の進め方について、戯曲を読むことについて
第2回目
古代ギリシアの戯曲と上演形式(1) ギリシアの三大悲劇作家の戯曲について(1)古代ギリシア演劇の上演形式について調べておく。
第3回目
古代ギリシアの戯曲と上演形式(2) ギリシアの三大悲劇作家の戯曲について(2)ソポクレス『オイディプス王』を読んでおく。
第4回目
古代ギリシアの戯曲と上演形式(3) アリストパネスの喜劇についてアリストパネス『蜂』を読んでおく。
第5回目
古代ローマの戯曲 セネカの悲劇、プラウトゥスとテレンティウスの喜劇についてプラウトゥス『幽霊屋敷』を読んでおく。
第6回目
中世演劇 典礼劇、聖史劇、道徳劇について道徳劇『堅忍の城』を読んでおく。
第7回目
エリザベス朝演劇(1) シェイクスピアの悲劇についてシェイクスピア『ハムレット』を読んでおく。
第8回目
フランス古典主義の戯曲(1)コルネイユの悲喜劇とラシーヌの悲劇についてラシーヌ『フェードル』を読んでおく。
第9回目
フランス古典主義演劇の戯曲(2)モリエールの喜劇についてモリエール『人間嫌い』を読んでおく。
第10回目
ロマン主義演劇の戯曲シラーの戯曲についてシラー『群盗』を読んでおく。
第11回目
リアリズム演劇の戯曲(1)イプセンの戯曲についてイプセン『人形の家』を読んでおく。
第12回目
リアリズム演劇の戯曲(2)チェーホフの戯曲についてチェーホフ『桜の園』を読んでおく。
第13回目
社会批判劇についてブレヒトの戯曲についてブレヒト『三文オペラ』を読んでおく。
第14回目
不条理演劇の戯曲についてイヨネスコとベケットの戯曲についてベケット『ゴドーを待ちながら』を読んでおく。
第15回目
まとめ授業で取り上げたそれぞれの作品の特徴と時代背景などについて復習しておく。

教科書
特に使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
授業時に紹介する。
成績評価方法
各テーマの終わりに小レポートを提出してもらう。小レポートと全授業の最終回に行なう試験、および出席によって成績を評価する。小レポート20%、レポート50%、出席30%
そのほか受講者への指示/メッセージ
演劇を観たことがない人も戯曲を読んだことがない人もこの授業を受けてみてください。新しい興味が広がるかもしれません。

更新日:01/12/2009
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