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リトミック

科目
リトミック
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
16100925610080
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 水/34秋 水/34
単位数
2単位
担当者名
井上 恵理
授業の概要
・リトミックは20世紀初め、スイスの音楽家エミール・ジャック=ダルクローズが創案した「音(聴覚)とムーヴメント(筋肉運動感覚)を関連づけた総合的なアプローチである。音楽、舞踊、演劇、子どもからおとなまで、表現の分野に広く応用されていくものである。「音から動き 動きから音」という両方のプロセスを通して、人とひびきあえる心とからだをつくっていく。
・歌いながら身体を動かすという活動であり、またコミュニケーションゲームとしても応用できる手遊び、指遊びも毎回、導入として紹介していく。
到達目標
・「聴く」ことと「動く」ことの感覚を豊かにし、その両者が一体化する心地よさを実感する。
・他者と表現、創造活動ができる。うごき
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
ガイダンス ダルクローズ・リトミックについて知る動きやすい服装で受講すること
第2回目
五感をつかう
聴覚とは?
自分のまわりの空間を認知する
自分と他者
第3回目
呼吸 呼吸はすべての基礎
緊張と弛緩 脱力 声を出す
第4回目
身体の中のリズム
心臓に音、テンポ
自分自身の身体を基軸として、時間の経過、テンポをとらえる
第5回目
歩行
様々な足音
「歩く」ことについて発見する
第6回目
クラッピング 「手をたたく」ことについて発見する
第7回目
ボディーパーカッション 身体を楽器として、どんな音、リズムを生み出せるか探す
第8回目
ボディーパーカッショングループでの即興表現
リズムアンサンブル
第9回目
声のアンサンブルいろいろな声をだしてみる
音のダイナミックス、フレーズと身体の動き
第10回目
音楽の身体化聴覚から筋肉運動感覚へ
他者を意識しながら即興的に動く
第11回目
音楽の身体化
プラスティック・アニメ
ダルクローズのアプローチによるコレオグラフィーについて知る(作品をみる)
第12回目
音楽の身体化
プラスティック・アニメ
簡単な音楽作品をグループで身体化する
第13回目
音楽の身体化
プラスティック・アニメ
簡単な音楽作品をグループで身体化する
第14回目
グループ発表授業の展開によって、即興表現、あるいはプラスティック・アニメの実践発表をする
第15回目
補遺まとめ

教科書
特になし
参考文献
・エミール・ジャック=ダルクローズ著 山本昌男訳 「リズムと音楽と教育」全音楽譜出版社
・ジュリア・ブラック、ステファン・ムーア著 神原雅之編訳「リズム・インサイド」
 西日本法規出版
・DVD 「ジャック=ダルクローズのこどもたち」 スイスリトミック指導者協会
 井上恵理 訳 (日本語版製作 響)
成績評価方法
 出席、レポート、発表を通して、総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
特になし

更新日:02/13/2007
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