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デザイン史基礎

科目
デザイン史基礎
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
1630058
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 水/56
単位数
2単位
担当者名
阿部 美由起
授業の概要
この授業では、今日氾濫するデザインについて、ことばの側面からその実体を理解することを試みる。具体的には語源に遡り、歴史的展開の中でデザインと隣接する関係にあるアート概念との対比を行いながら、あらためて私たちにとって「デザイン」とはなにかを問い直す。
到達目標
(1)「デザイン」とはなにか、自らの思考とことばによって表現する。(2)社会に氾濫することばを無批判に享受するのではなく、自覚的に理解する態度を身につける。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
はじめに 授業の進め方についての説明自分にとってデザインとはなにかを考えておく
第2回目
現代におおける「デザイン」の定義 事典や辞書類における定義の確認テーマの下調べをしておく
第3回目
「デザイン」と「アート」の語源(1) 古代ギリシア配布資料を読んでおく
第4回目
「デザイン」と「アート」の語源(2) 中世ヨーロッパ同上
第5回目
「デザイン」と「アート」の語源(3) ルネサンス同上
第6回目
「デザイン」概念の展開(1) ルネサンス以降(16-7世紀)同上
第7回目
「デザイン」概念の展開(2) 近代(18世紀)同上
第8回目
「デザイン」概念の展開(3)近代(19世紀)同上
第9回目
「デザイン」概念の展開(4)現代(20世紀)同上
第10回目
デザイン概念の展開(5)現代(20世紀末以降)同上
第11回目
日本におけるデザインの諸相(1)19世紀:「デザイン」の訳語をめぐって同上
第12回目
日本におけるデザインの諸相(2)20世紀:「デザイン」と「工芸」同上
第13回目
日本におけるデザインの諸相(3)現代日本のデザインとイメージ同上
第14回目
各国のデザイン解釈および戦略欧米・アジアにおけるデザイン解釈の諸相同上
第15回目
おわりにこれまでの内容の総括これまでの内容の復習

教科書
授業中に資料を配布
参考文献
山田忠彰・小田部胤久編『デザインのオントロギー』ナカニシヤ出版 2007年ほか、授業中に参考文献リストを配布
成績評価方法
70%以上の出席を前提とし、レポート30%、小テスト20%、授業参加態度50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
自分にとってデザインとはなにか、つねに考えながら授業に参加してください

更新日:02/02/2009
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