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工芸科指導法I

科目
工芸科指導法I
区分
芸術学部教職関連科目群
授業コード
1630015
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
梶原 新三
授業の概要
工芸はより良い生活をするのに必要なものであり,それを欲求する健全な生活の過程で生まれ出るものであると考える。工芸科教育の望ましいありかたと、その対応を学ぶ。生活に役立つ用と美をふまえ、自分でデザインし、作り、使用する喜びを感じる、そのような教育を考える。高等学校工芸科に焦点を合わせ、受講者同士が指導計画案を作成し、模擬授業を展開する。
到達目標
工芸科指導者として不可欠の要素は何かを認識し、自己点検を客観的にできる力
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
法規 法規とその実践その意味と判断と実践を考える
第2回目
工芸の認識 一般的生活必需品と日本の伝統的工芸品/地理的条件に立脚する工芸普遍と国民性について考える
地球的地域性について考える
第3回目
工芸科教育の意義 機械と手、人間の原点手づくりという流行語ではない手を述べる
第4回目
工芸科教育の目標 創造性と応用・転換人間の知恵について考える
第5回目
工芸科の内容 素材研究、技法の認識
道具の必然性
地理的文化を考えてみる
第6回目
工芸科の指導 指導法目的を設定すること
第7回目
指導計画 年間計画関連性について
第8回目
工芸科の教材教材の選択と設定季節、地域、学年等々
第9回目
工芸科の評価目標と評価自分が何をどれだけ知っているか
第10回目
工芸科の指導者工芸科とそのその指導的資質自分はどう考える。自分は何を感じる
自分は何を伝えたいかを明確にする
第11回目
工芸科の指導実習 教育実習の目的および反省子供が何を考えるか
第12回目
工芸科の設備 機器、備品と指導内容の設定自分の環境を理解すること
工夫と創造/新しい工芸の提案
第13回目
指導者と実践(模擬授業) 受講者の立案と実践アイデアとその確立
第14回目
まとめ 工芸科指導法についてレポートを提出する
第15回目
総まとめ履修者全員で工芸のあり方とその指導のあり方の提案指導者の自覚

教科書
高等学校工芸1
参考文献
そのときどきに紹介
次週のテーマに則した資料を学生各自も用意する
成績評価方法
3/4以上の出席厳守
毎授業の発表 50%
レポートおよび期末試験の評価 50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
学習がノートの中だけで終わることにならないよう,どれだけ「もの」と対話する時間を持ったかを常に意識していて欲しい。

更新日:01/15/2008
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