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デザイン史
科目
デザイン史
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
5630063
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2
単位
担当者名
阿部 美由起
授業の概要
広義においてデザインとは、第一に美的でありながら機能をも備えた造形、第二になんらかの目的を満たすための「アイディア」のことを指すといえよう。この意味においてデザインは人類の発生ともに存在するだろうが、この授業ではデザインが独立した領域として社会的に理解されるようになった時代、すなわちヨーロッパの19世紀以降のデザインの変遷や諸相を、時代背景と関連づけながら解釈する。
到達目標
(1)デザインが地域や時代によって多様に展開することを事例を挙げて説明できる。(2)デザインが単に美的領域に留まるのではなく、広く文化や政治、経済など社会のあらゆる事情と密接に連携してしていることについて具体的に述べることができる。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
はじめに
授業の進め方について
シラバスを読んでおく
第2回目
モダンデザイン誕生の背景(1)
ヴィクトリアン・テイストと19世紀歴史主義
テーマについて予習しておく
第3回目
モダンデザイン誕生の背景(2)
ウィリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツ
同上
第4回目
アール・ヌーボー
フランス・ベルギー、アメリカの様相 自然科学と芸術
同上
第5回目
ユーゲントシュティール
ドイツ(ダルムシュタット、ミュンヘン、ドレスデン)の様相
同上
第6回目
分離派
オーストリア、ウィーン世紀末の様相
同上
第7回目
デ・スティル
オランダにおける「スタイル」の探求
同上
第8回目
ドイツ工作連盟
ドイツ的美的価値“きれい=衛生的”の創出
同上
第9回目
バウハウス
総合芸術とデザイン、「モダンデザイン」の完成
同上
第10回目
未来派
メディア・政治・デザイン
同上
第11回目
アール・デコ
機械とデザイン:男性的なもの、女性的なもの
同上
第12回目
戦後アメリカのデザイン
大量消費社会におけるデザイン
同上
第13回目
戦後ヨーロッパのデザイン
モダン・デザインにおける伝統と革新
同上
第14回目
北欧のデザイン
生活とデザイン
同上
第15回目
まとめ
総括
これまで扱った内容の整理
教科書
適宜資料を配布する。
参考文献
授業中に指示する。
成績評価方法
テスト1回30%、小テスト1回20%、授業参加態度50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
積極的な参加を期待します。
更新日:
02/02/2009
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