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芸術文化史

科目
芸術文化史
区分
メディア・アーツ学科科目群
授業コード
1620027
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/34
単位数
2単位
担当者名
加藤 悦子
授業の概要
美術にはさまざまな顔がある。この授業では、それらの中からメディア性という美術の顔を探ってみたい。具体的には、日本を中心としたアジア美術からトピックスを選び、出来るだけ作品に即してその多様な顔をみていきたい。美術は人間がつくりだしたモノであり、そこには発信者と受信者がつねに関わってきた。その有様を追うことによって、ここでは芸術文化の歴史の一端に触れていこう。
到達目標
美術のメディア性の具体的な知識を得ることによって、アートの社会性を考察し、同時に制作における発想を柔軟なものとしていく。
授業計画
テーマ
内容
学習課題
第1回目
イントロダクション メディアとは何か?モノとメディアの概念各自メディアとアートの関係を考えてくること
第2回目
古代のメディア 壁画にみるメディア性(1)ー敦煌壁画授業内容の復習。
コメントシートの提出。 以下同様
第3回目
壁画にみるメディア性(2)ー聖徳太子絵伝
第4回目
物語性とメディア 絵巻-信貴山縁起絵巻のメディア性を探る(1)
第5回目
物語性とメディア 絵巻-信貴山縁起絵巻のメディア性を探る(2)
第6回目
課題説明 男衾三郎絵巻について
第7回目
課題説明 百鬼夜行絵巻について
第8回目
物語性とメディア絵巻ー鳥獣人物戯画のメディア性を探る(1)
第9回目
物語性とメディア絵巻ー鳥獣人物戯画のメディア性を探る(2)
第10回目
情報の伝播掛幅画ーヴァーチャル空間を描く<来迎図>
第11回目
情報の伝播掛幅画ー知識の伝達<温泉寺縁起絵>
第12回目
鑑賞性とメディア扇面画-メディアと身体・時間
第13回目
鑑賞性とメディア浮世絵ーファッション・パフォーマンスの乗り物
第14回目
発表参加者のプリゼンテーション
第15回目
発表
レポート・作品提出
参加者のプリゼンテーション

教科書
無 プリント配布
参考文献
授業中に適宜、指示する
成績評価方法
規定以上の出席
授業への参加度 (コメントシート提出を含む) 50%
レポート       50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
日本美術史を並行履修すると、内容の理解が容易になる。

更新日:01/13/2009
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